彩瀬まる, 読書 2021.05.24
製薬業界研究者の姉、依千佳(いちか)と、アクセサリー作家の妹、仁胡瑠(にこる)の物語。それぞれ仕事で目指す高みを踏ん...
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窪美澄, 読書 2021.05.20
切なくて、やりきれなくなる。これはわたしだ、と思うシーンがいくつも散りばめられていた。辛い出来事の渦中にいる人を描い...
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原田ひ香, 読書 2021.05.16
「犯罪日記」とタイトルにあるだけあって、サブタイトルも物騒だ。「万引」「偽札」「闇金」「詐欺」「誘拐」「殺人」と6章...
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むかしのことになるが、人が怖い時期があった。まえから歩いてくる人が怖くひとりで街を歩けなかったり、誰かが腕をあげる仕...
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島本理生, 読書 2021.05.06
「逃げ道のない女という性を抉るように描く」と謳われる島本理生の連作小説集は、4人の女性がそれぞれ一人称で語る4編が収...
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一木けい, 読書 2021.04.28
アルコール依存症の父親の暴力に悩まされ育ったアダルトチルドレンの千映。4編から成るこの小説は、1話目と4話目が千映の...
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近藤史恵, 読書 2021.04.25
犬好きの方必読とおススメしたい『シャルロットの憂鬱』は、愛犬家のミステリー作家近藤史恵の連作短編集だ。不妊治療がうま...
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湊かなえ, 読書 2021.04.21
田舎町に住む女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。モデルみたいに美少女だとか。いや、わたしは学校一のデブ...
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深沢潮, 読書 2021.04.18
「マウントをとる」という言葉を知ったのは、何年前のことだったか。「職場にマウントとる奴がいてさ」娘から聞いた初耳の言...
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窪美澄, 読書 2021.04.15
窪美澄の5編から成る短編集『いるいないみらい』は、子供を持つか持たざるかがテーマとなっている。「1DKとメロンパン」...
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このインパクトは、なんだろう。圧倒された。九州の小さな町を舞台にしたこの連作短編集には、全編に海の匂いがする。表題作...
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ふるさと納税した兵庫県香美町から、ほたるいかが届いた。同封されていたパンフには、「春の訪れを告げるほたるいか」とある...
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桜木紫乃, 読書 2021.03.31
『ふたりぐらし』は、シミルボンサイトで守屋聡史さんのレビュー「桜木紫乃の小説にはいつも心震える」を読み、手にとった連...
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辻村深月, 読書 2021.03.16
辻村深月『ツナグ』は、10年ほど前に読んだ連作短編集だが、設定以外はすっかり忘れていた。死者に会うチャンスが一度だけ...
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