山崎方代, 読書 2021.01.23
『一篇の詩に出会った話』に載っていた山崎方代の歌集『方代』が届いた。同人誌を思わせる手作り風の薄い本で、二百首の歌が...
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編者である近代詩伝道師Pippoは、いう。「詩の行方」が知りたい、と強く思うようになりました。〈一篇の詩〉が連れて行...
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年末、父を見送ったことをかいた記事に、小学生の頃の自分の写真を載せたのだが、上の娘を知る人は一様に言った。「そっくり...
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桜木紫乃, 読書 2021.01.05
桜木紫乃の連作短編集『家族じまい』は、5人の女性たちの視点で構成されている。舞台は、北海道だ。第一章 智代(ともよ)...
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井上荒野, 読書 2020.12.18
文通。そんな古風なやりとりで綴られたサスペンス。ふたりが入会した「綴り人の会」は、住所や本名を明かすことなく文通がで...
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井上荒野, 読書 2020.12.14
『あたしたち、海へ』は、井上荒野が、実際にあった事件、十代の女子が二人で自殺してしまったという記事を読み、彼女たちの...
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山本文緒, 読書 2020.12.05
持論としていることがある。人は、自分以外の人の気持ちを、どうやっても理解できないということだ。想像はできる。だが、ほ...
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彩瀬まる, 読書 2020.11.21
誰もが多かれ少なかれ、自分の身体に違和感を持ったことがあるだろう。わたしもそうだった。幼稚園の頃、スカートをはくのが...
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以前読んだ『ファミレス』の映画版が、映画『恋妻家宮本』だ。とは言え、読んでから5年ほど経っている。印象に残っているこ...
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井上荒野, 読書 2020.10.23
井上荒野の『ママがやった』は、連作短編集で、登場人物たちが入れ代わり立ち代わり語り手となる。大まかなあらすじは、冒頭...
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角田光代, 読書 2020.10.09
読書初心者&食いしん坊におススメしたい、連作短編集を見つけた。文庫だが、ストーリーに登場するレシピがカラー写真入りで...
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井上荒野, 読書 2020.09.24
『静子の日常』は、75歳のおばあちゃんが主人公。夫亡き後、息子の愛一郎と嫁の薫子、孫で高校一年生のるかと4人で暮らし...
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彩瀬まる, 読書 2020.09.19
短編集『くちなし』では、ファンタジーより現実世界の物語の方が好きだったが、この長編はファンタジーであっても、心根を描...
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彩瀬まる, 読書 2020.09.09
チェーンのドラッグストア店長の梨枝(28歳)は、母親とふたり暮らし。厳しい母に逆らうこともせずにきたのは、母親が赤ん...
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