小川洋子, 読書 2022.09.20
小川洋子最初期の秀作といわれる4編の中編から成る小説集。「完璧な病室」〈わたし〉は、21歳の弟を病気で亡くした。晩秋...
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小川洋子, 読書 2022.09.16
圧倒された。読み始めた途端、惹きつけられたのは、美しさだろうか。短編が終わるたびに、咲きほこった花がそっと蕾に戻って...
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向田邦子, 読書 2022.09.11
向田邦子のラストエッセイ。突然の死の後も読者を魅了してやまぬ著者最後のエッセイ集。表題作「夜中の薔薇」は、ゲーテの詩...
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彩瀬まる, 読書 2022.09.04
美しい色合いの装幀にハッとさせられる、彩瀬まるの4編から成る中編小説集。「わたれない」暁彦は、会社の九州移転を受け退...
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瀬尾まいこの本屋大賞受賞作を映画化した『そして、バトンは渡された』。繰り返し好きなシーンを読み返したこともあり、スト...
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その他, 読書 2022.08.19
この色あせた本は、2006年に初めてイタリアを旅したあとに手にしたエッセイで、刊行されたのはもう20年ほどまえになる...
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利尻・礼文を旅して、湊かなえ『山女日記』の「利尻山」を読み返した。ひとりひとりは雨男雨女でもなんでもないのに、家族で...
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窪美澄, 読書 2022.08.05
直木賞作家となった窪美澄の初期の頃の短編集を、再読した。9編のなかには、直木賞受賞作『夜に星を放つ』にも収められてい...
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その他, 読書 2022.07.25
ぼんやりとページを捲っていた。『翻訳できない世界のことば』は、そんなふうに楽しめるイラストブックだ。生と死の自然のサ...
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優しい味のものばかり食べているとピリ辛味が食べたくなるように、突如サスペンスが読みたくなり手に取った。【サスペンス】...
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向田邦子, 読書 2022.07.15
『思い出トランプ』、『隣の女』に続き、向田邦子を読んでいる。男時(おどき)=何をやってもうまくいく隆運発展の時。女時...
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辻村深月, 読書 2022.07.11
吉川英治賞受賞作『ツナグ』の続編。設定は、同じ。死者に会うチャンスが一度だけある。使者(ツナグ)が仲介者を務め、死者...
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本好きが集うシミルボンサイトのお友達、伊和早希さんにススメられて手元に置き楽しんでいる平松洋子の『一生ものの台所道具...
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窪美澄, 読書 2022.07.07
第167回直木賞候補作。窪美澄の星座をモチーフにした5編から成る短編集。大切な人を失った人たちの物語だ。「真夜中のア...
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