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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

グッゲンハイム美術館で

ビルバオには、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の分館がある。

とても不思議な形をしたこの美術館は、アメリカの建築家フランク・O・ゲーリーにより設計されたものだ。曲線をふんだんに使った外観は光を反射するように作られ、空を映し、周りの風景をとりこんで色を変えていく。

 

最初に入った大きな部屋には、金属で作られたカーブした壁が何枚も並んでいて、巨大迷路の入口のようでおもしろかった。

「これが、アートなの?」

「そうみたいだね」

冷たく分厚い金属の壁を手で触りながら、迷路を歩いた。迷路と言っても単純なつくりで、味のある微妙な曲線がゆっくり続いていく感じだ。

 

ひと通り歩いてみて、ふと部屋自体も微妙にカーブしていることに気づいた。

「部屋のカーブも、アートの一部なんだね」

「この金属がアートっていうより、この部屋、それから壁と壁のあいだ、空間もみんなアートなんだ」

 

彫刻を見るとき、たぶんこれまで、そのモノをじっと見つめていた。けれどこの部屋を歩いて、これまで見えていなかった周りに必ずあったはずの空間が、じつはとても大切なモノだったんじゃないかと思えてきた。

空間って、おもしろい。

本を読んでいても、行間がモノを言う、ということがままある。

美術館の外へ出ると、周りにある風景がくっきり見えてきた気がした。

CIMG9043外観です。40℃超えの暑い日でした。

CIMG9124違う角度から。光っていますね。赤いバスが似合うな~。

CIMG9062なかに入ると、思わず天井を見上げてしまいます。

CIMG9072ガウディ建築を思わせるような曲線。でもシャープな雰囲気です。

CIMG9067展示室は撮影禁止でした。パスタの絵みたいですが、迷路を上から見た図です。

CIMG9092川沿いのデッキにも、様々なアートがありました。

CIMG9096巨大蜘蛛さん。つま先、痛くない?

CIMG9100

池に映るのもアートなんですよね。

CIMG9171

街角にあった風船と似てるー。

CIMG9116巨大マスコット、パピーくんです。花を絶やさず、入口にそびえ立っています。

CIMG8929

こちらは、街角に立っていた像。

CIMG8932

「空間を大切にしているのさ」

CIMG8986像の後ろの建物は、ガラス張りの図書館でした。

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PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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