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はりねずみが眠るとき

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リスボン街歩き

リスボンで何がしたいって、それはもうは街歩きだ。

「7つの丘の街」と呼ばれるリスボンの丘の上の地区バイロアルトはカルモ教会近くに宿泊し、前回歩いていない西側のサン・ベント通りやカンポ・デ・オウリケ市場の辺りまでトラムに乗ったり歩いたりすることにした。

 

12月末のリスボンは、穏やかな散歩日和で薄手のセーターにコーデュロイのジャケットで十分。歩くと暑いくらいだった。

石畳の歩道をのんびりと歩く。

途中スーパーの店頭に並んだフルーツを眺めると、日本にあるものより「小さなりんご」や「大きなキウイフルーツ」が並んでいた。

道端のクローバーは葉も花も大きく、マクドナルドの看板はモスグリーンだ。

小さなことひとつひとつに「違うんだなあ」と実感する。

だいたい石をひとつひとつ並べていき、街じゅうを石畳にするなんて、素敵だけれどわたしなら絶対にやらない。

 

市場でランチを済ませた午後、坂道を登った先に広がるサンタカタリーナ展望台で休憩した。

たくさんの人がそれぞれに太陽が眩しく反射するテージョ川を眺めている。そのなかでお腹の大きな女性がTシャツをまくりあげ、よく焼けたお腹に日光浴をさせている。

「日本じゃ見ない光景だよね」

「子育ての考え方も、まったく違うんだろうね」

などと話しつつ、買ってきたビールを開けようとしたが瓶ビールなのに栓抜きがないことに気づいた。タオルや石で開けようと試みるがまったく開かない。

ふたり肩をすくめていると、日光浴していた女性のお腹の赤ちゃんのパパらしき男性が、にこにこしながら歩いてきて魔法使いのように栓抜きを差し出した。

「サンキュー、オブリガード(ありがとう)!」

礼を言うと、「エンジョイ!」とさわやかに笑う。

違うこともいっぱいあるけれど、困っている人を見たら助けたいという同じような感覚も持ち合わせているのだな、とホッと気持ちがほどけてゆく。

ビールは栓を抜かないと飲めないし、やり方は違っても、お腹の子を大切にする気持ちは、きっとどこの国の人だって同じはずだ。

トラムに並ぶ人たち。

赤いトラムも可愛い。チャージしたリスボンカードで、メトロやバスも乗れます。

石畳のカーブを曲がるトラム。

クリスマスバージョンぽいトラム。

車もバイクもトラムも混在して。

国会議事堂です。

国会議事堂から振り返ってみる名もない建物の風景も素敵。

カンポ・デ・オウリケ市場前の教会。リスボンでは、飛行機が間近に見えます。

スーパーの店頭に並んでいたフルーツたち。大きな柿もありました。

ビールを飲んだサンタカタリーナ展望台。

いつもそこから展望している像。

後ろ姿は、考える人にも似て。

COMMENT

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  1. ユミ より:

    さえさーん、リスボンステキ~~!!
    私もいつか家でない何処かで、年越しをしたいです~
    旅レポ、楽しみにしています。
    楽しんでくださいね~(^_-)-☆

  2. さえ より:

    >ユミさん
    ありがとうございます♡
    結婚して33回目にして、初めての家じゃないところで迎えるお正月です。
    今、朝で、写真家は日の出を撮りに出かけました。
    楽しみながら、旅レポアップしていきますね~

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

 

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