週末、末娘の芝居を観に、東京へ出かけた。
その際、ふらりと築地を歩いた。
「ここは、ほんとうに日本なのだろうか」
ふと真剣に考えてしまうほど外国人観光客が多く、寿司屋が軒を連ねていて、しかしどの店も観光地値段であり、店に入るでもなくただ歩いた。
寿司屋に紛れて、蕎麦屋、天麩羅屋、牛丼屋などがあり、たまにサンドイッチや珈琲、カレーを食べられる店がある。包丁屋、器屋、乾物屋もある。
だがとにもかくにも人が多すぎて、外国人観光客が並んだり食事したりする店を、逆に観光しているかのような、不思議な気持ちになっていた。
しばらく歩いた場外市場に、ちょっとお洒落な雑貨屋を見つけた。店の前には季節外れのクリスマスツリーが、と思えば飾ってあるのはみなタワシだ。
そこで、欲しいと思っていたちょっと洋風な茶こしをゲットした。
不意に思い出した。
清里の雑貨屋『萌木窯』を取材したときに、なるほどと思ったことがある。
「器は誰でも使うものだから、世代を超えて人と人とをつなぐツールになっている」と聞かせていただいた。食器は見た目や手触り、使い勝手などそれぞれ個性を持つ「モノ」であるというだけじゃなく、人の生活のなかにある大切な役割りみたいなところを担っているはずだと。
人はみな、同じように包丁や鍋で料理し、それを器に盛って食事をする。食に関する市場に人が集まるのは、ごく自然なことなのだろう。
そんなふうに俯瞰しながら、築地市場とそこに集まる人々を見て歩いた。
築地市場正門です。
外国人観光客がいっぱいで、日本じゃないみたいでした。
お寿司屋さんの前は、どこも人だかりになっています。
狭い通路を、みなゆっくりと歩いていました。
『珈琲の店 愛養』というのが、日本っぽくなくておもしろい。
こんな路地も、あちらこちらにあります。
建物のなかに魚やさんが並んでいて、買って食べられるところも。
あ、たわしのツリー、可愛い~♩ 『つきじ常陸屋』雑貨屋さんです。
ずっと欲しいと思っていた、ハーブティ用の茶こしをゲット!
こんばんわ。
日本でないような築地市場。
面白いところですよね~。外国人なら、なおさら、珍しいものでいっぱいなのでしょうね。
一度だけ、行ったことがあります。
テリーさんの卵焼きのお店に行ったり、海鮮丼を食べたりしました。
まだ、あの頃は今ほど、外国人は多くなかったような気がします。
京都・金閣寺に行った時、日本人は私くらい?という状況に遭遇したことがあります。
なんとも、こそばい感じでした・・・(笑)
茶こし!私、同じものを持っています。築地でも売っていたのですね。
伊勢のおはらい町かおかげ横丁かのどっちかで、買いました。
とても丈夫です!そのうち、ハイターにつけてきれいにしてから、アップしますね(笑)
どうぞ、お付き合いを~。
ぱすさん
おはようございます♩
東京には、築地以外でも外国人がどんどん増えている気がします。
普通に電車に乗っても感じることです。京都もそうでしょうね。
ぱすさんも、築地行ったことあるんですね~
卵焼きのお店も並んでいますよね。
わ~茶こし、おそろいなんですね!うれしい♡
ぜひアップしてください!楽しみにしています♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。