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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

宇奈月温泉の旅〈その2〉

2日目は、「宇奈月駅」朝9時発のトロッコ列車に乗った。

終点の「欅平駅」までは、1時間20分ほど。

途中25分で「黒薙駅」、1時間で「鐘釣駅」にも停車するが、切符を買うときに駅スタッフの女性に「欅平駅」まで行く方が見どころ満載だとすすめられる。

 

黒部川水系の発電所建設のために大正時代から走っていたトロッコ列車。今は黒部の深い渓谷を縫うようにして走る観光列車として知られている。

乗った一般車両は窓もなく吹きっさらしだが、雨具など防寒対策も万全だったのでこの季節なら心配はない。

小さな列車から見下ろす深い深いV字の谷は、吸いこまれてしまうかと思うほどスリルがあり、あまりのぞきこまないようにしたほどだ。

黒部川もダム湖も、みなエメラルドグリーンで、花崗岩の成分による化学反応で青ではなく緑になるのだと室井滋のにぎやかな車内放送が教えてくれた。

 

驚いたのは、欅平を散策して通った「根曲がりの森」だ。樹木の根もとがみな曲がっていて、案内パンフに、深い雪の重さで曲がってしまうのだとあった。

根もとは曲がり、しかし木の先はやはり空へと伸びている。

植物はすごいと感嘆しつつ、切り立った渓谷の雪深いこんな場所に、トンネルを掘り線路を敷き列車を走らせダムを建設した人間もまた、根曲がりの森の木々たちに負けず劣らず、途方もないなあとため息を漏らした。

旅はいい。

歩けば、いつもと違った驚きに出会える。

すれ違うトロッコ列車。

出発してすぐにトロッコ列車から見える宇奈月ダムの湖面橋。湖はエメラルドグリーンです。

「新柳河原発電所」は、お城のような外観。

流れゆく黒部川も、エメラルドグリーンでした。

終点の「欅平駅」に到着。1時間20分ほど揺られました。

猿飛方面に散策。まずは足湯につかりました。

足湯から見た遊歩道の橋。高ーい!

これが「根曲がりの木の森」の木です。

あっちもこっちも、どの種類の木も、がんばっていました。

引き返してさっき見上げた橋を渡ると、反対側の祖母谷方面へ。

見下ろすとやっぱり、高ーい!

川や岩を眺めつつ、のんびり散策しました。気持ちよかった。

 

COMMENT

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  1. ぱす より:

    お天気が良くて良かったですね。本当、吸い込まれそうでしたよね。
    そして、スピードもあって、なかなかスリリングでしたね。
    私は、雨が降っていて、窓なしだと吹き込んできたのですが、風を感じられました。
    一両に、私たちだけ・・・貸し切りでした。(笑)
    室井滋さんのアナウンスも良かったなあって、思いました。富山のご出身なんですよね。

    足湯、気持ち良かったでしょう。お湯も、格別でしたよね。

  2. さえ より:

    >ぱすさん
    ありがとうございます。
    ほんと、吸いこまれそうでした。
    朝早かったからか一両に、わたしたちともう2組だけ乗っていました。昼頃のトロッコ列車はけっこう満席に近かったんですよ。
    室井滋、わたしずっと「むろいしげ」だと思っていたんです。宇奈月温泉に行って「むろいしげる」だと知りました(笑)
    足湯も、宿の露天風呂も、とっても気持ちよかったです。
    宇奈月温泉、がんばってほしいですね。

  3. mami より:

    こんにちは。
    宇奈月温泉に行かれたんですね。
    ”根曲がりの木”は最後に写真があり、読んで頭の中で想像していた物以上に迫力がありました。
    雪の重みを跳ねのけながら、天に向かって懸命に生きようとした証しだと思いました。

    私も先週、夫と高知県の北川村へ行って来ました。
    山が高く川の水が綺麗でした。
    岡山のことではないので「地球の歩き方」には載せられませんが
    つれづれ日記という名前でブログを書いています。 https://mami2013.exblog.jp/
    よろしかったら読んでください。

  4. さえ より:

    >mamiさん
    おはようございます♩
    mamiさんも一泊旅行されたんですね。
    高知かあ、一度も行ったことがなくて。いいですね。
    さっきちらっとブログのぞかせていただきました。
    写真いっぱいのきれいなブログですね。
    あとでゆっくり、見せてもらおうと思います。
    根曲がりの森の木々、ほんと「懸命に生きた証し」ですね。
    旅はいいですね~
    地球の歩き方では、そんな旅の楽しさに一役買えればといつも思っています。
    おたがい、いいお仕事に出会えましたね。

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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