週末、夫の実家である神戸に帰省した。
電車をいくつか乗り継いで帰るのだが、その車中でのこと。
「お忘れ物のないように、お降りください」
車内の聴き慣れた放送が停車駅に着くたびに聞こえるが、普段は気に留めることもない。降りるときに座席を振り返り、忘れ物がないか確かめるだけだ。
ところが、今回、その放送への返事を何回も聞き、驚いた。
「お忘れ物のないように、お降りください」
「はい。ありません」
「この電車は、乗車券のほかに特急券が必要になります」
「はい。買うてます」
「揺れますので、吊革や手すりにおつかまりください」
「はい。つかまってます」
返事をしているのは、ひとりではない。
だが、みな女性で関西弁のイントネーションだ。みなが「大阪のおばちゃん」と呼ばれるような年齢ではなく、20代の女性もいて驚いた。
その返事が聞こえるたびに、くすりと笑い、胸がほっこりした。たぶん私だけではなく、そう感じた人もいるのではないか。車内の空気もやわらかく和んでいく気がした。
わたしには、ちょっとできそうにないけれど、心のなかで「はい。ありません」と関西弁を真似て返事をして電車を降りた。
新幹線で食べた「品川名物貝づくし」シジミに山椒が効いていて美味でした。
これは以前食べた秋田「白神鶏わっぱ」ハタハタ甘露煮、ジュンサイ酢の物も。
こちらも以前食べた「鮭いくらおこわ」鶏唐揚げ甘辛煮、野菜の煮しめも美味。
こんにちわ。
こちらに来られていたのですね。
週末はお天気もよく、わりと暖かでしたね。
関西人。面白い光景ですね。
私もしませんけど(笑)気持ちはわかりますね。
指差し確認のような感じですね。
各地の駅弁。旅の楽しみですね。
春、旅に出たいなぁと、気持ちだけでもわくわくしてきます。
ぱすさん
こんにちは~。
そうなんです。暖かなお天気でしたね♩
義母と出かけましたが、気持ちのいい日でうれしそうでした。
関西の人の明るさやあったかさを、帰省の際にはよく感じます。
そうそう!指さし確認ですね。
ほんと。駅弁は、小旅行にも色を添えてくれますね~♩
ぱすさんは、春の旅行が近いのでしょうか。楽しみですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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