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はりねずみが眠るとき

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イボの消滅

じつを言うと先月、手術の予定があった。

顔の左頬、目の下にできたイボのレーザー手術である。

2年ほど前からそこにぽちりと点で存在したそれが、梅雨の頃から膨らみ始め、8㎜くらいの楕円の薄茶色の立体に成長し、まだまだ膨らむ意欲を示していた。

目の上のたん瘤ならぬ、目の下のなんとやら。

どんどん、気になる存在となっていく。

 

自分ではどうしようもなくなって皮膚科に行くと、「ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルスHPV)」というウイルスに感染しできたか、あるいは、紫外線や老化による「脂漏性角化症(老人性イボ)」だと診断された。顔や首にできるイボは、ほとんどがこのどちらかなのだという。

詳しく調べるには、切開し検体検査をしないとわからないそうだ。

切開とレーザーと、手術もどちらか選べるが、跡がきれいに消えるのはレーザー手術だということで、出血が止まりにくい体質かを調べる血液検査をし、ちょっとだけ嫌だなあと思いながらも(麻酔が痛いらしい)覚悟を決めてその日を待っていた。

 

ところが、である。

血液検査を受けてからあと、日に日にその膨らみがしぼんできた。

風船がしぼむのと同じような感じで、くしゃくしゃとしわを寄せながら6㎜、4㎜、2㎜と、スローモーションにしたらシューッと音が聞こえそうなスピードで縮んでいく。

そして手術の2日前、ぽろりと1mmにも満たないかさぶたのようなものが落ち、周りの肌と変わらない平らなつるんとした皮膚となったのだった。

無論、手術はキャンセルし、安どのため息を漏らした。

シミは残ったが、そのシミも、すでに目立たないくらい薄くなっている。

不思議な体験だった。

 

「老人性イボ」の場合、紫外線対策のほか、“ターンオーバーの活性化”が大切な対処法だという。

新陳代謝低下でターンオーバーが乱れれば、不要なメラニン色素や角質の排出が滞り、どんどん蓄積してしまう。その結果、シミやイボができるのだそうだ。

もしかしたら、と考えた。

平熱が上がるほどしつこく取り組んだ温活によってターンオーバーが活性化し、その過程でみるみる膨らみ、ついにはぽろりと消滅したのではないか。

真意のほどは定かではないが、買ったばかりの腹巻きとレッグウォーマーで、この冬も温活続けていこうと決意を新たにした。

イボの写真は、ありません(笑)

植え替えしたシクラメンは、見違えるように元気になりました。ターンオーバーの活性化?

今年初めての梨です。「王秋」って初めて聞く名前。

瑞々しくって、酸味と甘味のバランスがよく、とっても美味しかった。

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PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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