今週は、ずっと大工さんが来ている。
2年前にやった外壁の補修の続きだ。
今回は、前回よりは低い場所なので、わたしもがっつりペンキ塗りスタッフとして参加中。
仕事は、おおまかに分けて、2つ。
①塗り直す壁板のペンキを、ワイヤーブラシでこすって剥がす。
②ペンキを塗る。
これが、けっこう好きな作業だと再認識した。
『トム・ソーヤーの冒険』の有名なエピソードを思い出す。
トムは、いたずらした罰で長い長い壁のペンキ塗りを命じられうんざりしていたが、通りかかった友達に、いう。
「こんな楽しいこと、ないぜ。邪魔しないでくれ」
楽しそうなトムを見て、友達はペンキ塗りがどうしてもやりたくなってしまう。でもトムは譲ろうとしない。友達はいう。
「宝物のビー玉をあげるから、僕にもやらせてよ」
トムは、まんまとペンキ塗りを何人かの友達にやらせることに成功したうえに、宝物も手に入れた。
まあ、トムはペンキ塗り、嫌いかもしれないな。
でもわたしは、ワイヤーブラシでこすり板の色が変化していく様子も、ペンキを塗って変身する壁を見ているのも楽しい。
もともと、単純作業が性に合っているのである。
けれど、何かの罰でしなくちゃならなかったら、やっぱり嫌になるのかも。
来週も、大工さんが来る。
両腕が筋肉痛だが、ペンキ塗りも、もう少しのあいだ続く。
今、足場を組んで、こんな感じになっています。写真を撮っているわたしの影が。
道路の向こうに見えるのは、南アルプス連峰鳳凰三山。よいお天気で助かっています。
道路沿いのハナミズキの実は、真っ赤に色づきました。
左がペンキを剥がした状態。右が剥がしてから一度目を塗った状態。しっかり乾いてから二度塗りします。
西側の壁は、西陽と雨風にさらされて損傷がひどいので、張り替えてもらいました。
そこも塗りました。
けっこう綺麗に塗れた~まだ二度塗りがあるけど。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
【山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その5〉サッカー観戦~ラ・リーガ・エスパニョーラ】
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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