金曜の手話教室で、友人に「穴山の大賀ハスは、もう咲いてる?」と訊かれた。穴山は、我が家の最寄り駅なのである。
毎年その蓮池で開催している「古代ハスを詠もう!穴山町俳句コンテスト2026」の公募が明日から始まると句会仲間から訊いてはいたが、開花状況は知らなかった。
「どうかな? まだかも。帰りに寄ってみるね」
手話友には、そう請け合った。
午後はなにも予定がなく、ちょっと遠回りしたいような、のんびりした気分だったのだ。
果たして大賀ハスは、一輪だけ咲いていた。
数え切れないほどの蕾が、空へと伸びている。この夏は、たくさん咲きそうだ。これからを想像し、楽しみになった。
蓮池の周りに植えられた紫陽花は、すっかり色を濃くしていて、けれどなかにはまだ咲きかけの花もあり、アナベルも咲いている。眺めて歩く。
濃いオレンジ色の百合に似た萱草(かんぞう)の花も、咲いている。梅雨の時期に毎年咲く野草で、日々道々眺めている花だが、車を降りてわざわざじっと見つめることもないので、観察した。くしゃくしゃっと咲き、あまりきれいな花とも思えないが、多くの俳人に詠まれている。
桜の木々は、青々と葉を茂らせていた。
ギザギザした葉っぱは、ひと目で桜だとわかる。幹も、薪になっても皮の部分があれば桜の木だとわかるくらい特徴的だ。
すでに7月に入り初夏ではないかもしれないが、梅雨の晴れ間に吹く涼やかな風が初夏の季語「風薫る」を連想させる。
土手には、ヒルガオがいくつか咲いていた。可愛らしい淡い薄紅色の花。儚げだ。
毎年大賀ハス満開の時期に飛ぶ、水色のシオカラトンボは見かけなかった。毎年、朝見に来ることが多かったので、時間帯にも寄るのかもしれない。
大賀ハスはまだだったが、ひとりのんびりと歩き、ただただぼんやりとしたいい時間を過ごした。

駐車場から見下ろした蓮池。

ここからでも、一輪咲いているのが見えました。

まだ開く途中といった大賀ハスの一輪。

蕾の立ち姿もまた、素敵。

終わりに近い紫陽花。

紫色が多いみたい。土の性質かな。

すぐそばに、萱草の花たち。

車で走っていても、すぐに目につく色です。

ちょっと水が少ないのが気になりましたが、お世話をしている方々のご苦労を思いました。

入口には、穴山駅周辺地図が立っています。穴山駅から高校に通っていた娘と、蓮池を訪れたことをなつかしく思い出します。

土手に咲いていたヒルガオ。
朱色のヤブカンゾウがもう咲いているのですね。
こちらはまだ蕾です。
濃い色の紫陽花が我が家にもあります。
だいぶ前に一枝貰って挿し木で根付いたもの。
青色、むらさき、ピンク系様々ありますね。
こちらもそろそろ公園の大賀ハスが咲き始めるころです。
暑いけど見に行こうかな。
6月25日の美しい夕日にコメントを残しました。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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