歳のせいだろう。
最近、朝目覚める時間が少しずつ早くなっている。
5時くらいならいいのだが、4時前に目覚めてしまって眠れないと、もう少しだけでも寝ておかないと、という気持ちになる。
午後、句会やエッセイサークルがある日は、眠くなったら嫌だなとベッドでぼんやりすることも多いが、大抵は起き出して自分の部屋で本を読む。
冬場だと、寒さに負けてしまうが、早起きするにはいい季節だ。
読書中心の朝活。ホトトギスに加え、蜩の声も聞こえる。たまに鶯(うぐいす)が鳴いたりして、一瞬季節がわからなくなる。
「鶯鳴いてるな~」
ひとり、つぶやく。
別名春告げ鳥の鶯。夏にも鳴くんだ。などと考えると調べてみたくなる。
「そうか。鶯は、夏にも子育てをしているケースがあって、縄張りを守るために鳴いているのか」
やれやれと納得しては、読書に戻る。
明日は、何時に目が覚めるだろう。
玄関の暖簾を、藍染めの夏バージョンに替えました。
我が家でいちばん涼しい場所。畦地梅太郎の雪景色の版画が掛けてあります。
「涸沢の小屋」。光が写り込んでしまいましたが。
畦地梅太郎の版画は、もう一枚居間にも飾ってあります。「山の窓」。
一冊だけある文庫本『山の目玉』は、画文集。
玄関の置物「沈思」。じっと見つめていると、心が静まってきます。
さえさんのお宅にお邪魔します!
畦地梅太郎の版画、趣ありますね。
木の壁にもしっとりと合いますね。
雪の版画をかけて涼を呼ぶ、粋ですね。
早朝覚醒などというと妙に病気みたいに聞こえますが、自然とそうなるのだと思います。
私もそうです、もう一度寝る時もありますが、今の私は一人の時間がとても貴重なので起きて何かしてしまいます。
録画したものを見る時もあれば、低いボリュームでこの前買った機械でCDを聴いたり、ためた日記を書いたり読書したりしています。
その分夜は早く眠くなるので10時には寝ます。
鴬の鳴き声、わがやの近くの森からも聞こえます。
子育てしているメスの前で外敵から守るために鳴いているのがオスだそうですね。
とても興味深い野鳥ですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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