最近、俳句を詠まない友人に、俳句のことを話す機会が数回あった。それが意外にも共感を得たと実感するような反応が返ってきて驚いた。
季語が、おもしろい。
知らない日本語に出会える。それも、美しい日本語。
植物の名前に詳しくなる。名前だけじゃなく、深く植物を観察するようになる。
季節の移ろいを、身体に心にしみじみと感じるようになる。
そんな話をした。
句会に入会して2年にも満たない俳句初心者の、けれど、正直で感動を伴う言葉は、けっこう響くらしいのである。
そして、最も共感されるのは、これ。
「夜中に目が覚めてさ、眠れなくなったときとか、嫌なことぐるぐる考えちゃう負のスパイラルに落ちるときあるじゃない? そういうとき歳時記開いて、新しい季語や知らない句を読んだり俳句を考えたりすると、そこから抜け出せるんだよね」
いわゆる、気分転換。気晴らし。リフレッシュ。そう話すと、「それ、いいね」「やってみようかな」
そんな反応が返ってくる。
もしかしたらわたし、ゆるゆると俳句を広めているのかも。
角川ソフィア文庫『俳句歳時記』新年・春・夏・秋・冬の5冊。文庫サイズなので、季節ごとに持ち歩けて便利です。
最近のわたしのリフレッシュのもと。斉藤和義の歌。
こちらも、癒やされグッズ。これは、なんでしょう?
入れ物は、スペインのセビージャ焼き。
答えは、ビーズネックレスでした。夫がグループ展で毎年ご一緒しているビーズアーティスト標ルミさんの作品です。透明なワイヤーなので、まるでシャツについているみたいに見えます。
三重にすると、さらに華やかになります。シャツは、UNIQLO(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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