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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

「シンクロニシティ(素敵な偶然)」

きのうのペペペ日めくりカレンダーは、「偶然同時に好きって言う日」だった。

あささんが連れた愛犬テテが、散歩で会った女の子のワンちゃんに、ワン!

するとその子も、同時に、ワン!

 

あ、これ。とデジャヴュな感覚に陥る。

竹内まりやの3枚組CD『Turntable(ターンテーブル)』に収められた「シンクロニシティ(素敵な偶然)」に同じシーンがあったのだ。

4度目のデイトした夜更けに(synchronicity)

心からほしかった言葉を

「大好き」と二人とも同時に言った

重なり合う胸の音と くちびる

わりと好きな歌で、偶然が重なることが日常のカップルを歌っている。

出会いも隣り合わせたカフェで同じノベルを読んでいたし、同じ夢を見たり、同じ曲を聴きたいと思っていたり。

聴きながら、だけど恋をするとこういう偶然ってけっこう誰にでも起こることなんだよなあと思う。

だから、運命の人だ! とか、一生に一度の恋だ! とか思いこんだりするものなのだろう。

 

シンクロニシティのおもしろさについては、これまで何度かかいてきた。

偶然はけっこう頻繁に起きているものであり、シンクロするかしないかはそれに気づくか否かにかかっている。気づかなければ、その偶然は起こらなかったものと同じで認識されない。シンクロニシティとは、偶然を認識することで起こる現象だ。

というもので、恋すれば相手の一挙一動に注目する。些細なことも知りたくなる。そう考えると、シンクロニシティが起こっても不思議はないのだ。

 

だけどまさか、ペペペ日めくりカレンダーと竹内まりやが、シンクロするとは。

テテ、その恋が上手くいくといいね。

 

☆YouTubeはこちら「シンクロニシティ(素敵な偶然)」

「偶然同時に好きって言う日」

最近好きだった1枚。「風に問われる日」

これも好き。「きき惚れる日」

「モヤイ像」と「モアイ像」は違うんだと、知りました。「待ち合わせの時間も場所も間違えちゃう日」

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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