山梨で困窮する子供たちを中心に食料支援している「フードバンク山梨」とは、ご縁がある。
5年前、何かに導かれるようにして、アポも取らずにお米を寄付しようと持ち込むと、娘の同級生のお母さんが働いていた。
それから毎年、近所の田んぼから1年分購入しているお米が余ると持っていき、フードドライブの強化期間に食品を寄付したりしている。
久しぶりに、そのママ友だった友人とランチなどもして、積もる話を楽しんだ。
けれど、世の中はその後一変した。
「フードバンク山梨」の状況も、変わっていた。
コロナ禍で食料支援の需要が倍以上になったのと、これまで借りていた倉庫が借りられなくなったことが重なり、食品の保管に尽力するも、大型倉庫が必要だということは目に見えていた。
そして「フードバンク山梨」は、大型倉庫建設のため、クラウドファウンディングを立ち上げた。
旅行者向けのサイトだけれどと断りを入れ、記事をかかせてもらうことにした。
記事を作成していて、素晴らしいと思ったのは、その大型倉庫「新山梨フードバンクセンター」は、県内でフードバンク活動をする他の団体も共に使えるようにしたいという開かれた姿勢だ。
ひとりひとりにできることは、限られているし、今、寄付を待つ人々は多様を極めている。
けれど、子供たちの食料支援は真っ先に行われるべきことだと、わたしは思う。
「新山梨フードバンクセンター」建設のための【クラウドファウンディング】
目標:1000万円
期間:2022年2月18日(金)~5月8日(日)
*フードバンク山梨への寄付は「寄付控除」が受けられます。
記事に使わせてもらった写真です。
集まった食品を仕分けしていくスタッフさんやボランティアさん。
今もお腹が空いている子供がいるのかと思うと、やりきれなくなります。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
フードバンク、集まりましたね♪
いい取り組みだと思いますね。あるところにはある。余っているところには食料は余っているんですね。
私も一度、職場の呼びかけに応じて、家にあるものをバンクに持っていきました。
うちは、そう買い置きとかをしない方なので、それほど多くはできませんでしたが、間違って買ってしまったスパイスとか、粗品のラップや塩とか・・・いろいろと出てきました。
人の気持ちが、世の中を動かしますね。
また機会があれば、協力したいなあと思います。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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