行きつけのマッサージサロンで、アルガンのハンドクリームなるものをいただいた。
「アルガンって、知ってますか?」
「知らない。初めて聞く名前」
「とにかく保湿がすごいんです。使ってみてください」
漢方やハーブなどにも精通している彼女が言うのだから、間違いはないだろう。
ハンドクリームには、アルガンの木の実から採ったオイルが使われている。
高濃度のオレイン酸とビタミンEを含有する、北アフリカ・モロッコ王国でしか産出されない、という貴重な天然オイル
なのだそうだ。
モロッコは、ワールドカップで耳にしたばかりの国。北アフリカでも最も北で、ジブラルタル海峡を挟みスペインのすぐ南に位置する国だそうだ。
アルガンは、保湿以外にも、活性化効果抜群で肌がよみがえるともいわれている。
化粧品のほか、オリーブオイルのように食用にも使用されていて、木の実の写真を探してみると、グリーンオリーブの実とよく似ていた。
アルガンの木は、並外れて生命力の強い木だそうだ。暑さや乾燥に強く、地中深く伸びた根から水分を吸いあげ、数年間雨が降らなくても枯れないという。
その強い強い生命力のお裾分け。
毎日少しずつ、水仕事やアルコール消毒でかさつきやすい手にもらっていこう。
香りは、ほんのり柑橘類を感じるハーブ系。ジャエルクリームタイプなので、べたつかない。そして、ハンドクリームはいくつあってもいい。いくつもある方がいい。
キッチンに、リビングに、車に、鞄に、ベッドサイドに。
面倒くさがり屋のわたしは、そのときそこにないと「あとでいっか、まっいいか」と思った途端、そのまま忘れてしまうのだ。
保湿力に秀でていることをアピールするパッケージ。
写真ではわかりづらいけれど、クリームとジェルのあいだくらいの透明感があります。
これまで使ってきたハンドクリーム。レモンの香りが爽やかで気に入っていたレフューム。母にもプレゼントして喜ばれました。
ロクシタンのものは香りが決め手。使っていると気持ちが上がります。「ピオニーフェアリー」はシャクヤクの香り。
変わらず毎年使っているのは、アベンヌ。赤いアルブランは、美白効果があるとかで一時期使っていたけれど、伸びがイマイチでした。
チヴィタ・ディ・バニョレージョで人気のロバのミルクのハンドクリーム。ベッドサイドに置いて、毎晩寝るまえに使っています。残り少しになりました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、2022年ラスト記事更新しました。
【山梨特派員ローマへ行く~2022秋〈その10〉”死にゆく町”チヴィタ・ディ・バニョレージョ】
こんにちわ
白い山の風景を今年もまた見せていただきました。
気持ちが清々しくなりますね。
場所ごとに置かれているハンドクリームも、インテリアのひとつのようですね。
パッケージがどれもおしゃれですね♪
香りを楽しめるものいいですね。
私は専ら皮膚科でいただく保湿クリームと、白色ワセリンです。
さえさんのハンドクリームを見せていただいて、久々にハンドクリームを選びたくなりました。
こんばんは。
素敵なハンドクリームですね。
私は友人から頂いたロクシタンの芍薬の香りを使っています。
でもこれはお出かけする前とか爪切りした後など香りを楽しみたい時に使っています。
後はドラッグストアで買ったものを2本寝室と今において使っています。
保湿力がいい、これハンドクリームでは一番大事ですよね。
お母様にプレゼントしたというレモンのクリームも魅力的です。
柑橘系の香りが一番好きなのです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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