晴れた土曜日、いつもたくさんモノが乗っているテーブルとカウンターを片づけ、電動のサンダーで削った。
米松を縦半分に割ってつないだ大きなテーブルは、21年前に大工さんに作ってもらった。前回削ったのは4年前で、その後あらたに松ヤニが流れ出し、驚いた。なかにヤニ壺があったらしい。
カウンターは、栗の木で、家を建ててから初めて削る。
当然、どちらも木屑が出るから、いっぺんにやってしまおうということになった。一日がかりの大仕事である。
始める前には、ちょっとしんどいなあと思っていたのだが、削り始めると夢中になった。
サンダーで削ることに夢中になったと言うより、何も考えずただただ削っていくその感覚が心地よかった。ペンキを塗り始め、ふたたびその感覚に沈む。
無心、というのだろうか。
身体は疲れたけれど、終わってみると気分はすっきりしていた。
こんなふうに一心不乱に何かをするのって、じつはとっても”心”にいいことなのかもしれない。
ペンキ塗り立て。といっても身体に悪いモノが入っていないオスモの無色透明です。
栗の木のカウンター。21年目にして初めて削りました。
翌日のランチ。きれいになったテーブルでの初ご飯は、買い置きのカップ麺でした。午前中は、木屑だらけになった部屋の大掃除で、へとへと。簡単ランチになりました。
札幌の濃厚辛味噌。美味しかった! 掃除してカップ麺食べると、年の瀬だなあってなぜか思います。
いいですね~削れるテーブルとカウンター。
我が家もカウンターはアメリカの松なので削れるかもしれないな~と初めて思いました。
テーブルは市販品なのでむりかな~。
オスモ・・・・・我が家の外壁にはこれを塗っています。
秋田の杉板に焦げ茶色のオスモです。
さえさんのところで知っている塗料の名前を見つけ嬉しい日になりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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