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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

大切なのは、準備と道具

20㎝ほど積もっただろうか。朝、窓を開けると何もかもが白かった。

夫は東京。

9時前には家を出て甲府へ向かわなくてはならず、熱いお茶だけゆっくりと飲み、雪かきを始めた。前日に、長靴と雪かき用のシャベルは玄関に用意しておいた。

車までの石段と駐車場を少しかき、車にとりかかる。車は手が届かないところが多く、苦戦する。

しかし10分もかけば作業は終了。思ったよりずいぶんと楽だった。

 

「やっぱり、準備と道具は大切だな」

ひとりごちる。

去年新調した長靴は穴もなく快適だし、手袋も毛糸の帽子も味方してくれた。小さめの雪かきシャベルはわたしの手にぴったりだし、雪のないうちに倉庫から出しておいたから、雪をかきわけ倉庫にいかずとも済んだ。だからこそ、半分も作業しないうちに終わったような感覚だったのだ。

 

ぶじ所用を終え、午後帰宅したときには道路の雪はほとんど解けていた。予想外に積もったが、やはり暖冬なのである。

ウッドデッキ。テーブルや椅子が何㎝積もったのか物語っています。

西側の窓から見た風景。薪も埋もれていました。

北側の窓からの風景。モノトーンの世界。

玄関を出てみました。石段が見えない。

屋根の雪は、少し解けて落ちたんだね。

びっきーがいた場所も、真っ白。

駐車場に出て、隣りの林を見まわしました。美しい。

COMMENT

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  1. ユミ より:

    すごい積もりましたね〜
    暖冬とは言え、雪が珍しいので、モノトーンの世界は別世界です。
    夫の赴任先も今年は今のところ雪がないらしく、やっぱり暖冬やなあと言ってます。
    でも車のガラスは凍る時もあって、その時はお湯をかけてから出掛けるそうです。
    さえさんもお出掛け、くれぐれも気をつけて下さいネ!

  2. さえ より:

    >ユミさん
    けっこう積もって、出かけられるかな~と一瞬心配になりましたが、やわらかな軽い雪でした。
    朝起きて、モノトーンの世界に包まれているっていうのは、いいですよね~現実を考えなければ(笑)
    福知山でしたっけ。毎年は雪が積もる場所なんですか。暖冬なんですね、やっぱり。
    フロントガラス、こちらもよく凍っています。
    気温と関係なく凍る朝もあって、不思議です。わたしはガンガンに暖房をフロントガラスに当てて溶かしています。アイドリングよくないんですけれど、運転できないからしょうがないかって。
    ありがとうございます。もう道はほとんど解けていますが、気をつけます。

  3. hanamomo より:

    積もりましたね~。
    こんな景色はこちらでは数回だけでした。
    今日は一日雨で雪はほとんどありません。
    寒い地方で降らずに今年は変な冬ですね。

    長靴やっぱり持っているのですね。
    私の住む街では長靴の種類はあまりないのですが、県南、県北のお店に入るとものすごい品揃えなんです。
    気候に合わせたものを仕入れているとのことです。
    やっぱり雪が降ると寒かったでしょう?

  4. さえ より:

    >hanamomoさん
    積もりましたね~
    秋田でも、やっぱりそうですか。
    明野は毎年ほとんど積もらないので珍しい風景です。
    長靴、あります。
    子どもたちがいた頃は、家族全員分あって、その頃は雪が積もることも多く、みんなで雪掻きしました。
    靴屋さん、そういうふうに考えるとおもしろいですね。
    こちらは農作業をする方が多いので、雪用ということではなくいろいろ売っているようです。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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