愛用している入浴剤「旅の宿」が、新しくなった。
新しくなったのだと知るまでに、薬局を3軒も回った。
よくある早合点が招いた失敗である。
ずっと使ってきた気に入りは「にごり湯」シリーズで、切らしたので買いに行くと、いつものオレンジ色の箱がなかった。
その薬局が、いつも行くところと違っていたので、早合点した。
「あ、ここの薬局には、違うシリーズしか置いていないんだ」
南アルプス方面に行った帰りだったから、2軒目もあまり行かない薬局で探した。けれどやはりオレンジ色の見慣れた箱はない。
3軒目、いつもの薬局で、ようやく気づいた。
「新しくなったんだ!」
箱の色も、オレンジは残っているが全体は白っぽい。そして「白骨の湯」がなくなっていた。
ぱっと見たときに「オレンジの箱」「白骨の文字」が認識できなかったために気づけなかったのである。
「白骨」の代わりに「湯沢」が入っていた。「白骨」ファンだったので残念だが、新たな「湯沢」を楽しもう。
リニューアル記念に「草津」「箱根」が入った「にごり湯」ではないバージョンも買ってみた。温まる「泡の湯」も3種類入っている。
2日目の湯には、入浴剤。
我が家ではそう決めているが、ほかの家ではどうしているのだろう。
リニューアルバージョン2種類を、購入してみました。
こちらが「にごり湯」シリーズ。
以前の「にごり湯」シリーズは、箱がオレンジ色でした。
こちらは「贅沢アソート」とありましたが、値段は同じでした。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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