春の雨。
そのたびに、山々が雪化粧をする。
当たり前だが、山頂付近では、雨ではなく雪が降っていたのである。
そして、その雪も、日中には太陽に当たり解けていく。
当たり前の春の風景だ。
ちょうど今日は、春分の日。春のお彼岸の中日。
暑さ寒さも彼岸までというが、まだまだ山は冠雪を繰り返していくのだろう。
その雪解け水が川や地下水に流れ、土地が潤い、草木が芽吹き、鳥や動物たちも活発に動き始める。
季語「春笑う」の季節が、もうそこまでやって来ているのだ。
二十四節気では、昼と夜が同じ長さになる「春分」(3月20日~4月3日頃)
七十二候では「雀始巣(すずめはじめてすくう)」(3月20日〜3月24日頃)
日本じゅうどこにでも生息するもっとも身近な野鳥、雀が巣作りを始める季節だといわれている。
ウォーキングしていても、様々な野鳥が飛び交っているのを見かける。
まるで、春だよ、春が来たよ、とでも言っているかのようにさえずり、枝から枝へと飛んでいく。その様子は、とてもうれしそうに見える。
2階の窓から見た八ヶ岳。田畑はもう、準備が始まっているんですね。
雨上がりの日曜日、久しぶりにしっかり雪化粧していました。
左から、編笠山、権現岳、阿弥陀岳。
左から、阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳。
【"田舎暮らし"の楽しみ方~山の名前を知る】で、覚えました。
2階のベランダから見た南アルプス連峰の鳳凰三山。
甲斐駒ヶ岳は、森の木に隠れていますが、悠々としていますね。
きのう、少し雪を解かした八ヶ岳連峰。
表情が、ずいぶん違いますね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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