『地球の歩き方』で、笠間焼を紹介した。
茨城特派員は不在で、現時点では茨城県の観光名所などを中心に紹介するライターはいないことを知り、ちょっと力が入る。
何より「笠間焼」の在り方が、魅力的だった。
「笠間焼」には、固定された概念のようなものがない。
こうでなければという縛りを置かず、それぞれの作風を認め合い、のびやかに育てあってきた焼き物の郷なのである。
みなが自由の翼を持ちながら、ひとつの焼き物の郷として生き残ってきたのは、それぞれの陶芸家のなかに「笠間焼」を大切に思う気持ちがあったからだろう。
笠間は、ふたたび訪ねたい場所になった。
一泊だったけれど、充実した旅だった。
オンライン英会話のレッスンで、笠間の旅のことを話した。
I was a very relaxing time.
There was a lot of pottery in the shop and quiet music was playing.
すると先生が、そういう時間のことを「me time」というのだと教えてくれた。
自分のための時間。
リラックスしてひとりで過ごす時間のことを、いうそうだ。
笠間の旅は、まさに「me time」だった。
すでに、それぞれ食卓に登場している笠間焼のうつわたち。
CRAFT BORO×BOROさんの作品。
柴田裕子さんの作品。
谷島潤さんの作品。
斉藤政秋さんの作品。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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