雨の音が、変わった。
一昨日の夜からだ。
いつもより、半音高い感じだろうか。
いや。たぶん、ドもレもミもある。音楽にはなっていないけれど、雨が当たる場所によっていろいろ違う音が聴こえる。
築21年目となった家の外壁を補修することになり、足場を組み立ててもらった。
梯子で届かない2階建てのリビング周りを、ぐるりと囲んでいる。
登ってみると、思いのほか高い。
傾斜地に建っているので、地面から10メートル以上の高さになる場所もある。
先月末で会社を引退した夫は、大工さんと一緒に、ペンキ塗りをするという。
一緒にホームセンターに行き、ペンキと手袋を(わたしの分も)買ってきた。
音の外れた雨音は、夫の再スタートを祝っているかのようにも聴こえる。
ウッドデッキ側の様子。
北側は傾斜になっているので、高さ10mくらいあります。
いちばん高いところまで登ってみました。
隣りの森を見下した感じが、やっぱり2階のベランダとは違う。赤松が細く見えます。
玄関側から見た様子。
北側に登ると、緑の田んぼが窓から見るより広い!
家の外壁の塗り替えを体験するって、なかなか面白いですね。
普通は業者さんに任せっきりが多いと思うけれど、流石です。
自分達で建てた家ですもんね。
きっとお家も喜んでいると思いますよ。
住宅地では組んだ足場の外側に、ネットのようなシートで養生するんだけど、
さえさんのような木のお宅はその必要が無いんですね。
私は高い所は苦手ですが、さえさん家のような景色なら一度くらい登って見てみたい気もします。
うちの所では、他のお宅の屋根ばかりですもん。(^^;)
こんばんは。
実家も20年を超え、外壁が痛んできたので外壁の補修を考えています。
ただ、お値段が可愛くありませんよね!
今年は鳥の巣になりそうな軒裏の修繕のための足場で終わらせました。
足場からの広大な風景も素敵ですね。
電線が入らない景色って凄いと思います。
養生シートが足場に必要なのは、物が落下した時に
下を通る人や物に当たるのを防ぐためです。
物が落ちるときは、放物線を描いて敷地外の道路や車の上に落ちることもあるそうです。
足場から1㌔のものが落ちても下で受ける衝撃は高さによって大きく違い
4倍にも10倍にもなるといいます。
遥か昔のことなので計算式は覚えていませんが、学校の建築施工の時間に習ったことがあります。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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