夫である写真家Yasuo Maedaが、初となる個展を山梨で開催する。
「西へ」ラテンの光を求めて
その紹介記事を『地球の歩き方』にかいた。
【「西へ」ラテンの光を求めて~YasuoMaeda写真展のお知らせ】
イタリア、スペイン、ポルトガル。つまりラテン系の3つの国で街歩きをして撮った写真を展示する予定だ。
ラテン系といっても、3国それぞれに違っている。
以下は、わたしが旅して感じたままのイメージ。
〈イタリア〉
陽気で恋多き人々の国。美味しいご飯が大好きで、マンマが太陽のように真ん中にいる。町外れトラステヴェレの下町のごちゃごちゃした雰囲気。ベルニーニの教会設計などの精密さ。そのアバウトさとこだわり強さが共存しているところがおもしろい。
〈スペイン〉
情熱は胸のうちに隠すシャイな人々の国。明るい笑顔、真面目で、親切、時間厳守。洗濯機の修理を頼んだとき、とても親切にしてもらった。電車で席を譲る若者も、多く目にした。日本人にいちばん似ていると個人的には思った。
〈ポルトガル〉
ノスタルジックなサウダージ、ファドを歌う人々。青と白のタイルアート、アズレージョを愛し、石畳を修復し続け、温かなスープを好む。冬の公園で、赤ん坊のいるお腹をあらわにしのびのびと太陽にあてていた女性が印象的だった。
広報活動(?)や事務的なことなどサポートしながら、展示する3国の写真を目にする機会が増え、今あらためて感じている。
ラテンの光は、明るい。眩しい。そして、温かい。
DMです。9月18日から23日まで。
『地球の歩き方』では、3枚の写真を紹介しました。
ポルトガル、アレンテージョ地方の田舎町アライオロスで。
イタリアはローマの町外れ、”テヴェレ川の向こう”を意味するトラステヴェレの「サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会」。
スペイン、マドリード郊外の住宅街ピントで。
こんにちは。
残暑もだんだん和らいできましたが、私は今日もエアコンをつけて過ごしています。
地球の歩き方、拝見しました。
さすがプロの文章!とってもわかりやすく、それぞれの国へ一歩足を踏み入れたような錯覚がしました。
近くなら飛んでいきたい!残念です。
『生きることを楽しむ術を学ぶ』そう思いながら旅をし、写真を撮る想いが素敵です。
数日前、深夜便で放送作家の小山薫堂さんのトークを聴いたのですが、この夏、イタリアへ旅行に行ったことを話してくれました。
彼も人生を面白がって生きる達人です。
どの国も空が青いですね!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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