夫である写真家Yasuo Maedaの初の個展「西へ」ラテンの光を求めてが、終わった。
6日間、多くの人に足を運んでもらい、写真を観てもらって、夫はもちろんだが、わたしも友人たちとたくさんおしゃべりした。楽しかった。
きのうは、その最終片づけだった。
ギャラリーを後にすると、ふたりとも緊張が解けたのだろう。疲れも出て、午後は昼寝した。
そして、目が覚めたとき、不意に思った。
「コラージュみたいだった」
”コラージュ”は、複数の素材を組み合わせて表現するアートの手法。
夫がそれを用い、様々な人を撮った写真をぺたぺたと貼りつけたコーナーは、けっこう人気でコラージュを見ながら、たくさんの人といろいろなことをしゃべった。
コラージュの写真のなかの人々。
そして、それを見る人々。
一瞬、コラージュのなかの人々と、それを見ている人々とがつながっているような感覚に陥ったのだった。
眠りから覚めたときの思考は、言葉で言い表せないような、夢のなかでしかありえない不思議さをはらんでいる。
夢のようでもあった写真展の6日間が終わり、今日からまた、現実の生活が始まる。
大きな窓の向こうには緑が美しく、明るく開放感のあるギャラリーです。
真っ白な壁に、写真が映えていました。
楽しんで作っていた人物写真のコラージュコーナー。
スペイン、アンダルシアのアクリル写真のコーナー。
目をとめる人が多かったスペイン、ガリシアのマネキンさん。
スペイン、ロンダの黄色い建物の写真は、プリントTシャツも作りました。楽しんで、いろいろやってみました。
イタリア&ポルトガルのコーナー。
来ていただいたみなさんに、感謝しています。
樋口写真、外観。この通りは、何度も通っていたのにギャラリーがあるとは知らなかった、と何人もの方に言われました。
外観を撮る、YasuoMaeda。
個展6日間、本当に大盛況だった様子で何よりでした。
心地よい疲れでお昼寝、いいですね。
ギャラリーのある写真館、ステキです。
みどりが見えてとてもいい場所ですね。
私が知っている人で、高齢の女性なのですが2階の一部屋(かなり広い)を私設ギャラリーにしている人がいます。
時々写真を飾って友人たちを招いて楽しんでいるようです。
ご主人の個展に私もお邪魔したかったです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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