夫であるYasuoMaedaのlife is funカレンダー。2024年は、すべて2022年秋に旅したイタリアの写真で構成されている。
2月は、ペルージャ。首都ローマの北に広がるウンブリア州の学生街だ。
サッカーもと日本代表の中田英寿が在籍したチームがあり、その名前だけは知っていた。
行く予定はなかったのだが、滞在したアッシジの帰り、案外近いんじゃない? と急遽1泊することにしたのだった。
なにしろバスで30分ほどで着くと、Googleさんがいうのものだから。
これがなかなか辿り着かなかったのだけれど。
ペルージャで憶えているのは、その眺めに、山梨に似た何かを感じたこと。
ウンブリア州は、山梨と同じ海なし県ならぬ海なし州なのである。
同じウンブリアでも、オルヴィエートやアッシジなどには感じない何かが、ペルージャにはあった。
そんな街並みをただただのんびり歩き、カレンダーにあるエトルリア門をくぐり、便利なミニメトロに感心し、洒落たワインバーを堪能した。そしてペルージャでは、イタリアを旅したひと月のなかで、唯一バスタブに浸かった。
そう考えると、山梨に似た風景のなかで、旅の中休みをしていたような気がしてくる。
まったく違う場所にある、言葉にできない共通点。
旅していると、不可思議な説明のつかないことに出会う。
このエトルリア門は、2500年ほど前に建てられたそうです。
「エトルリア」は、古代ローマよりも前の時代にイタリア半島中部に栄えた文明で、いまだ多くの謎に包まれています。
YasuoMaedaのホームページはこちら【life is fun】
ペルージャのシンボル大噴水”フォンターナ マッジョーレ”。残念ながら、水が出ていませんでした。
古代ローマの水路が歩道になっている通りもありました。
ミニメトロは、赤くて可愛らしかった。
ワインバーは、洒落ていて居心地がよくて。
夜のチョコレート屋さん。ペルージャ名物は、チョコレートなんですよ。
トイレその1「日比谷花壇」のカレンダー。2月のテーマは「Stairs 階段」。そのまんまやん。
その2「ヨーロッパの古城と宮殿」は、イタリアはヴェネツィアの「ドゥカーレ宮殿」。
8世紀にサン・マルコ広場に建てられたけれど焼失。15世紀に現在のゴシック風アーチが細やかな建築が施されたそうです。
なかは美術館になっていて、世界最大級の油絵であるティントレット作「天国」が所蔵されているとか。
こちらにもお邪魔します。
ミニメトロの赤い色がお洒落ですね。
ヨーロッパの人々は赤という色を使うのが上手いな~といつも思います。
決して下品にならないのです。
チョコレート屋さんのショーウィンドー、お人形も可愛いですが、上の窓の飾りも本当にいいセンスですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。