一昨日6月12日から、東京表参道の「GALLERY STORKS」で、夫が出展しているグループ展「Resonance~山梨のアーティストたち」が始まった。今年で、6回目となる。
メンバーは、夫である写真家YasuoMaeda、絵画作家たはらめぐ実さん、陶芸家の柳澤夏子さん、ビーズ・アーティスト標ルミさん。4人展だ。
YasuoMaedaの写真のテーマは「アンダルシア 灼熱の記憶」。
昨秋旅したスペインのなかで、真夏のように暑かったアンダルシア地方で切りとった写真を展示している。
「スペインのフライパン」の異名を持つ、まさに灼熱のセビージャ。狭いタブラオで観たフラメンコの迫力に、圧倒された。
白い家々が並ぶ小さな村、フリヒリアナでは、黒澤映画『七人の侍』が好きだというサーバントに食後酒をご馳走になった。
シエラ・ネバダ山脈の中腹にある、さらに小さな小さな3つの村、パンパネイラ、カピレイラ、ブビオンは、水路や煙突が可愛らしかった。
断崖絶壁の町、ロンダでは道に迷った。絶景スポットへの道はGoogleマップもお手上げで、レンタカーで行ったり来たりしてようやくたどり着いた。
そんなドラマが、一枚一枚の写真に写り込んでいる。
会期は、6月23日(日)まで。
「Resonance」は、「共鳴」「共振」の意味を持つ。4人の作品が、どんなふうに響き合っていくのだろう。
〒107-0062 東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F
03(3797)0856
2024年6月12日(水)~23日(日)
12:00-19:00 最終日16:00 まで 休廊日18日(火)
入場無料
YasuoMaeda(写真家)~「アンダルシア 灼熱の記憶」
今年は展示作品以外にも、スライドショーで昨夏のスペインの写真を上映しています。
柳澤夏子(陶芸家)~土のぬくもり、不揃いという味わいの器たち
たはらめぐ実(絵画作家)~里山の情景をきりとり彩る絵画
標ルミ(ビーズ・アーティスト)~彩なすビーズと異素材を合せたオリジナルアクセサリー
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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