夫である写真家YasuoMaedaの、来年2025年のカレンダーができた。
2019年からずっと、「Life is Fun(何でもない日常の大切さに思いを馳せるような人と風景の写真)」をテーマに置き、作り続けている。
2025年は、すべて昨年秋に旅したスペインの写真だ。
タイトルは「Life is Fun スペイン太陽の記憶」。
10月に入っても、スペインは暑かった。”熱”かったとかきたいほど、太陽は熱を放っていた。
来年版は、働く女性が多いねと友人に言われた。
2月は、アパートを借りたピントのカフェで手羽先の唐揚げを揚げてくれた女性。
4月は、マドリードの北に位置するサラマンカの市場の魚屋さん。
6月は、南、セビージャの小さな市場のパン屋さん。
9月、マドリードの街なかで歩いている女性も、これから仕事へ向かうのかもしれない。
できあがったカレンダーを捲り、去年思ったことを繰り返し思う。
切りとった写真のワンシーン。この一瞬も、彼らにとってごく普通の一日の何でもない時間なのだ。
写真の笑顔の日、朝起きてどんな朝食を誰と食べたのだろう。仕事を終えて夜はどんなふうに過ごしたのだろう。
カレンダーのなかで息づく人々は、きっとわたしであり、あなたである。
☆カレンダーは、1,000円(税込・送料別)で販売しています。ご連絡いただければお送りいたします。
YasuoMaedaのホームページはこちら【life is fun】
表紙は、スペインの南、アンダルシア地方の州都セビージャを流れるグアダルキビル川。コロンブスは、ここから新大陸発見の旅に出たそうだ。
6月も、セビージャ。朝食のパンを買いにいった市場のパン屋さん。
7月。アンダルシアの白い小さな村パンパネイラ。道の真ん中を流れる水路。その水音が耳に残っています。人々の暮らしの中心に、水がありました。
11月。マドリードの北、サラマンカは大学の街。中世の世界遺産との融合がおもしろく、それと関係あるのかないのかユーモラスなブロンズ像をあちらこちらに見かけました。
写真に添えられたYasuoMaeda氏のキャプションも、人気です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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