いつからかコンビニエンスストアへ行くと、カップラーメンコーナーを物色するのが常となった。コロナ禍で、ラーメン屋へ行く機会が激減したことによる行動だと自己分析している。
どこどこのお店監修などと、お店の味を再現する商品が増えているように思うが、それも外食控えが影響しているのだろうか。
わたしのように、ラーメン屋の暖簾をくぐりたいという禁断症状が出ているラーメン好きは、きっとみな、つい手を伸ばしたくなるはずだ。深層心理を読まれている。いや、深くもないか。
さて。選ぶとき個人的に信頼しているのは「日清」と「エースコック」。
そのほかに魅かれるのは、「山椒」「柚子」というワードである。
なかでも日清の「中華蕎麦にし乃」は、「山椒そば」と大きく表示してあるだけあって、山椒の香りがさわやかに効いたさっぱり風味の旨み濃いカップラーメンだった。
しかし、日清だ、エースコックだ、山椒だ、柚子だと気をとられていると、肝心のラーメンが蕎麦だったりうどんだったりと本末転倒の結果に陥ることもある。
まあ、蕎麦もうどんも好きなんだけどね。
来年は心置きなく、リアルラーメン屋巡りをしたいものである。
東京は本郷のお店だそうです。
5分待ちます。ちっちゃいナルトが可愛い。
待つあいだ、お皿を逆さにして蓋をしますが、これってみんなやってること?
おーっ、ナルト、実際に可愛い♡ そして、モチモチ。
麺ももっちりしていて、山椒の香りがスーッと鼻腔をくすぐりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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