日本とピントの違いを上げれば、それはもう切りがないのだが、食についての違いは大きい。
なにしろ夜、ディナーを出し始める時間がそもそも違う。
レストランでもバルでも、ビールやワインを飲むだけなら夕方6時でもいいけれど、食事は8時半にならないと出せないというのがスタンダード。8時半から夜営業を始めるお店も多く、とにかく夕飯は遅くなる。
普段家で7時に夕飯を食べ始めるわたしたちには慣れるのが難しかったが、郷に入れば郷に従え。ランチを2時頃食べるようにして、8時半からの夕食を楽しむようになった。
そのランチも、ラーメン屋も蕎麦屋もないのはもちろんのこと、パスタを食べられるお店は知る限り一軒だけ。毎回ピザを食べにいくナポリピザのレストランだけだ。
ピントに住む人はお昼ご飯をどうしているのかと思うが、昼間のバルでタパスをつまみつつビールを飲む姿は多く見かけるし、ペドロからは、仕事の合間にサンドイッチを食べると聞いたことがある。
スペイン人は昼食をしっかり食べるから夕食が遅い、とよく聞くが、時代は変化しているのかもしれない。
ある日は、スーパーで買ったスパゲッティでナポリタンを作った。
おうちご飯の方が安価だし、食べ過ぎることもない。しかし、こっちの食材で作ってもうちの味になるのは、なぜだろう。

にんにく、玉葱、人参、サラミ、パセリで作ったナポリタン。

パセリは、八百屋さんでオマケにくれました。スーパーでは人参が1kgの袋売りしかなかったから、八百屋さんを覗いてみました。

ある日の夕食。パスタサラダは、玉葱が固かったので、野菜を炒めてからスパゲッティと和えました。

メインは、七面鳥ソテー。パソコンをテーブルに置いて、大相撲観戦しながらのディナーが定番になっています。

ピザを食べに行った「La Regina Pinto」。

卵のピザ「La huevo」。

ラザニアは、ぐつぐつ焼き立て。若いスタッフが多い、明るくにぎやかで居心地のいいお店です。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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