夫との買い物のついでに、久しぶりにラーメンを食べた。
たまに買い物に行く長坂町の「きららシティ」に去年できてから、これまで扉を開ける機会がなかった「マルキン本舗」だ。
埼玉を中心に関東一円に店舗を展開する、味噌にこだわったラーメン屋のチェーンで、山梨進出は「きららシティ」が初めてである。
ここのラーメンが、こってりしていて美味しかった。
ふたり選んだものがこってり系だったというのもあるが、ああ、求めていたんだこれを! と熱々の麺をすすり辛いスープを楽しみながら、舌と身体が同時に喜んでいるのを感じた。
「やっぱ、いいよね。ラーメン」
「たまには、こういうの食べなくちゃね」
糖質と脂と塩分がたっぷりの罪悪感と背中合わせの、しかし日本の素晴らしい食文化だ。
ふらっと、ラーメン屋に立ち寄る。
なかなかそれができなかった、ここ2年。
長かった。
これからも、「ラーメン大好き水月さん」でいるのだと、心に誓ったのである。
わたしは「辛ネギマルキン味噌ラーメン」。
夫は「炙り豚バラマルキン味噌ラーメン」にしました。
このアングルで撮るのが、彼らしい。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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