トランプ関税に、令和の米騒動、そのほか。
スーパーに行くだけでも、値上がりしたもの、品薄になった棚を目にして、不安になる。
米は近所の田んぼの農家さんから、毎年玄米で1年分60㎏を購入し、玄関の土間で貯蔵。毎晩家庭用精米機で精米しているから、今のところは買う必要はない。
トランプ関税のニュースが流れるようになってから、アメリカからの輸入品にも目がいくようになった。
これまで何気なく購入していたものが、じつは輸入品で、様々な国から仕入れられていた。そんなことに気づくきっかけになった、といってもいい。
天然酵母のパンを焼く。見れば、クランベリーも胡桃もアメリカからの輸入品だった。スーパーに並ぶドライフルーツや木の実はアメリカ産が圧倒的に多い。トルコ産のレーズンを買ってみる。
さらに、いつも使っている強力粉もアメリカorカナダ産と表示がある。
たまに行くパークス(山梨の高級スーパー)で、国内産の小麦粉を見てみた。北海道の「はるゆたか」と「春よ恋」が並んでいて、安い方の「春よ恋」を購入した。気持ち的に、アメリカの輸入品を拒んでいるのだ。
神経質になりすぎると、買い物をするのも、キッチンに立つのも嫌になる。
だけど、知っておこうとあらためて思った。
いつも買っているものが、どこの国から、あるいは国内産でもどこの土地から流通しているものなのか。これまでいかに、のんびりぼんやりしていたのか、知ることにもなった。
トルコ産の干しぶどうを入れた生地。第一発酵10時間にも慣れてきました。
ガス抜きを30分ごとに2回。
葡萄パン、焼き上がり。
すでに買ってあるものは、きちんと使い切ろうと思います。
葡萄パンの朝食風景。
ひとりランチは、粗食インスタグラム(笑)
北海道の「春よ恋」と珠洲の塩を使って、あとは酵母と水だけの、バターも砂糖も何も入れない食パンを。
ふかふかに焼けました。
ライトな食パンの朝食です。まだまだ朝には、たっぷり熱々のスープがうれしい季節更新中。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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