きのう、『地球の歩き方』で告知した常牧山 浄居寺の「えんにち」へ行ってきた。
”絶好”というのは、こういう日をいうのだろうという好天に恵まれた。
暖かく風はそよ風。山も美しく、遅れた桜は満開。
若き副住職の行いの良さか。マルシェに出店する人たちすべての人柄か。などと自然に考えてしまうほどだった。
「この日に合わせたように、桜も咲きましたねえ」
住職にいうと、楽しそうに笑った。
「合わせて咲いてくれと頼んだときには、無理難題だと断られたんですがねえ。桜さんに。そのあと、まあしょうがないなあと渋々承知してくれたんですよ」
こういう住職だから、副住職ものびのびと「えんにち」を開き、合わせて桜も咲いてくれたのだろう。
人の行いが天候に左右するなど、あるわけもなし。
ずっとそう思ってきたが、60年以上生きてきて、今思う。
あるのだと。
訪れた人、それぞれがきっと、そう思っているように思える桜日和だった。
浄居寺から眺めた南アルプス連峰。
のんびりとした雰囲気のお祭りでした。
桜の木がこんなにあったとは、驚きました。
香りの案内人の野香茶を淹れてもらって。
枝垂れ桜の木の下で、ゆったりいただきました。
八重の華やかな枝垂れ桜でした。
心字池の周りでは、子供たちが遊ぶ姿が見られました。夏には睡蓮が咲く池です。
米粉のたこ焼きを、お昼に買って帰りました。
辛いバージョン「ピリぴりツインズ」は、当日限りのメニュー。
人気だという「ゆずソースねぎマヨ」。どちらも美味しかった!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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