炬燵でご飯が、スタンダードになった大寒の頃。
朝起きると、リビングの室温は、平均して約11℃。薪ストーブの火を起こし、ガスヒーターをオンにし、炬燵を温める。
キッチンで湯を沸かし、土鍋ご飯を炊き始め、味噌汁を火にかける。
部屋が、少しずつ温まっていく。
それでも、炬燵に食事を並べると、その湯気に驚く。
室温が低いのだと再確認する瞬間だ。
最近テレビで、「寒い部屋で暮らしていると、高血圧やヒートショックのリスクが高くなる」と聞き、けっこうショックだった。それも室温18℃が、分かれ目だという。
吹き抜けもあるリビングを、これ以上暖めるのは難しい。
なので、湯気の上がる料理で朝、昼、晩と温まろうと思う。
ちなみに、身体を温める食べ物は?
〈身体を温める成分が含まれるもの〉
生姜、唐辛子、山椒など
〈根菜〉
人参、大根、牛蒡、蓮根、じゃが芋のほか、直に根を伸ばすニンニク、玉葱、長葱、ニラなど
〈発酵食品〉
納豆、キムチ、味噌、チーズ、ヨーグルトなど
好きなものも多いので食べている方だと思うけれど、さらに積極的に取り入れていこう。
ごく普通の朝ご飯。野菜は、キャベツのバター炒めたっぷりで。
ご飯土鍋で炊きたてのご飯からも、湯気。
お味噌汁、ご飯、お茶から、湯気。
目玉焼きは失敗作でしたが、美味しく焼けていました。
また、ある日の朝餉は。
納豆ご飯。
お味噌汁は、切り干し大根と舞茸、ワカメ、油揚げ。切り干し大根の甘みにまた、温まります。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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