無印良品のシリコンスプーン。
購入してから2か月ほどだが、すでになくてはならない存在感を発揮している。
朝食には目玉焼きのほか、納豆オムレツもよく焼く。
混ぜた卵をフライパンに流し入れたあと、ボールに卵液が残るのがかすかに気になっていた。それが、シリコンスプーンで掬いとれば、無駄なく卵が使い切れる。
これが、非常にうれしい。
卵料理にシリコンスプーンは、必須アイテムとなった。
なぜこれまで使わなかったのかと長い年月を後悔しつつも、これから先のたぶんまだ長いであろう年月にその埋め合わせができるような気もする。
いったい何度、朝ご飯に卵を焼いたことだろう。
そして、これから何度、卵を焼くのだろう。
果てしない。
その果てしなささえ、シリコンスプーンがしっかり掬いとってくれるような気がする。溶いた卵のような捉えどころのないゆるく淡い色をした果てしなさを。
小さじさんと並べると大きいですね。くにゃっとしてるのに芯がある奴です。
朝食の定番のひとつとなっている「石田ゆり子の納豆オムレツ」です。
半熟に焼いて、柚子ポンをかけるのも石田ゆり子風。
朝食には卵2個分焼いて、夫と半分こします。
しらすオムレツのときにも、もちろんシリコンスプーンを使います。
最近ヒットだった牛肉の柳川風。山椒の実を入れてあります。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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