ということで今週は、神戸へ帰省している。いつもは松本空港から神戸空港へ、最短時間で帰省するのだが、今回は車。
実家の片づけをして、持ち帰れるものは持ち帰ろうという計画だ。
5時間はかかるだろうと踏んでいたが、途中、休憩が必須となる。昼食も食べなくてはならない。
中部横断道で清水に向かい、新東名、新名神などの高速道路を走り、結果、約6時間のドライブとなった。
運転手は、夫だ。さぞ疲れただろう。
さて。お昼は、4時間ほど走った滋賀県の「土山サービスエリア」で、とることにした。
サービスエリアは、大抵ガッツリ系がメニューに多い。それでも、疲れていたからか、券売機で、ふらふらと「きつねうどん」のボタンを押していた。
そして、食べ始める段になって気づいた。
「あ、”けつねうろん”は、神戸か大阪で食べなくちゃいけなかったんだ!」
関西弁のきつねうどんは、わたしの耳に”けつねうろん”と響く。その味は、新大阪駅や神戸空港で食べた関西風だった。けれど、夫が言った。
「もう、ここは関西や」
食べてみると、たしかに薄い色、優しい味。
「ほんとだ。関西風”けつねうろん”だ。おいしい!」
こうしてぶじ、神戸へと到着したのだった。
滋賀県「土山サービスエリア」で食べた”けつねうろん”。関西の味でした。夫は、豚骨ラーメンとミニ炒飯セット。
着いた日の夜は、三宮の「和さびやダイニング」で。山葵、大好き。
おすすめだという牛タン。山葵たっぷり。
半生で、追い山葵して食べました。
「わさびコロッケ」は、あられを具の周りにつけて揚げていて、お出汁に入っていました。お茶漬け風味です。おもしろい!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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