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長崎で~大浦天主堂と路面電車と角煮まんじゅう

ツアー3日目最終日は、長崎市内で自由行動だった。

雨に降られ、予定していた軍艦島ツアーは船が欠航。集合場所に近い「大浦天主堂」を観て、土産物をのんびり見ようということになった。

 

その国宝「大浦天主堂」は、思いのほか見応えがあった。教会のステンドグラスや聖母子像も美しかったけれど、併設された「キリシタン博物館」には、キリスト教徒迫害から信仰の自由を勝ち取るまでの長く厳しい歴史が、展示されていた。

信仰を持つ人は強い。その強さ、まっすぐな心が、禁教した側の人間にとって、ひどく恐ろしく映ったのではないか。もちろんだからといって、改宗しない人々を拷問したり殺したりすることは許されることではない。そんなさまざまな思いが押し寄せ、ここでも、平和への祈りを心に刻んだ。

 

長崎では、隙間時間に路面電車にも乗ることができた。

レトロな雰囲気の路面電車。街なかを走る姿も可愛らしくて、ノスタルジックな魅力にどこか惹かれる。というか、大好きだ。

長崎の路面電車は「長崎電気軌道」という会社が運営していて、地元では「路面電車」のほか「電鉄」「長崎電鉄」「路電」とも呼ばれているそうだ。市営じゃないから「市電」じゃないんだね。

 

もうひとつ、長崎でこれがよかった! と思ったのは「岩崎本舗」の角煮まんじゅう。

蒸したては、ふわふわとろとろ。雨に降られて歩いたなかだったこともあり、ぺろりと食べて、なんだかパワーがついた気がした。さすが、長崎を代表するソウルフード。

角煮まんじゅうは、長崎発祥の宴会出だされる”卓袱(しっぽく)料理(和食、中華、オランダ料理の要素が融合した料理)”がルーツだそうだ。考案したのは、岩崎本舗初代の岩崎さんだというから、おいしいはずである。

 

「佐賀と長崎2泊3日夏長崎から2025」ツアーは、福岡空港で解散し、ぶじ幕を閉じた。帰ってくれば、あっという間だった。

3日目に訪ねた、大浦天主堂。

2日目には、自由時間に路面電車に乗りました。

スタジアムシティノース駅⇔新地中華街を、往復しただけ。

ランチのあとだったので、ただブラブラしました。

路面電車は、かわいいなあ。車より、ちょっと優先的に走ってて得意げにも見えますね。

3日目。大浦天主堂まで上る坂道には、土産物屋さんがいっぱい。そこで食べた、「岩崎本舗」の角煮まんじゅう。

いろいろ種類が、ありました。せっかくなので、大とろに。冷凍バージョンにはカレー味、高菜味なども。

福岡空港で飛行機が遅れ、晩ご飯。博多明太子おむすび。福岡空港で長崎のお土産買おうと思ったら、ほとんどなかった。あたりまえですね。抜けてるな~

 

☆「夏長崎から2025」ツアーの旅レポは、これでおしまい。九州地方の豪雨災害が心配です。被害が最小限であるよう祈ります。

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  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    やっとお盆の準備が終わりました。
    年々簡素化していく我が家のお盆です。(笑)

    長崎の旅、じっくりと拝見しました。
    ものすごい長丁場なのですね。
    秋田のコンサートでもその模様を話してくれると思っています。

    20代初めに一度行ったきりの長崎はずいぶん変わったでしょうね~。
    角煮饅頭もあの頃はなかったと思います。
    秋田で知り合った人が長崎に転勤になり、一度送ってもらったことがあります。

    大浦天主堂、きれいでした。
    先日片づけをしていたら絵葉書が出てきました。
    あの頃は旅先では絵葉書を買うということになっていました。
    写真もフィルムだったから、しっかりした写真が欲しかったのかな?
    さえさんのブログを拝見していろんなことを思い出しました。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    おはようございます♩
    お盆の準備、お疲れさまでした。
    きちんとしていると思いますよ。というか、もっとたいへんだったんですね。
    そうですね~野外コンサートの日は長い1日でした。秋田のコンサート、楽しみですね(^_-)-☆
    わたしも、20代初めに一度行ったきりだったんです。角煮まんじゅうは新たなソウルフードのようですね。
    でも、坂の街。川が流れていて橋が多い街でもあって、そして路面電車。変わらない感じ、そのままといったなつかしさもありましたよ。
    大浦天主堂、古いけれど味わいがある美しい教会でした。
    絵葉書ですか。むかしは、今のようにスマートフォンで写真を撮ることもなかったから、旅の思い出にと思ったのかもしれませんね。
    わたしも、40年ぶりくらいに長崎を旅して、いろいろ思い出しました。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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