いつもと違うスーパーに行くと、当然だけれど違うものが並んでいる。
市内の「ひまわり市場」は、特に変わり種が多いスーパーだ。ちょっと遠いが、たまに行くと楽しい。直販野菜のほか、地もとゆかりの商品も品揃えが多いのみならず、ここでしか手に入らないものをと、意識して仕入れているのだろう。
そこに、いつもと違う人(夫)が介入するとさらにいつもと違うものに目が行く。
ふたりで出かけた帰りに寄ると、夫が足を止めた。
「なにこれ」
「ザ・サバー?」
「サバの燻製だって」
「日持ちするのかな。あ、1年も持つ」
「いく?」
「いっちゃう?」
わたしひとりなら、いつもと違う買い物をしてもせいぜい変わり種の野菜くらいだろうが、こうして「ザ・サバー」はカゴに入れられた。夫は、発泡が強いにごり酒も買っていた。
ここんとこ、マンネリ化してる! 献立が思い浮かばない!
なんていうときには、いつもと違うスーパーを歩いてみるだけで、犬も歩けば的な発見があるかもしれない。
賞味期限も1年ほどある燻製おつまみ「ザ・サバー」。BARにかけているのが洒落ています。非常食にもなるね。
お皿や箸がなくても食べられるようにと、お手拭きと爪楊枝入りでした。
一応全部並べてみましたが、塩味が効いているので、少しずつしか食べられませんでした。でもね、美味しかったよ。
鯖つながりで、友人にいただいたサバ缶のマヨネーズ焼き。これ美味しいの!
作り方は、こちら。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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