夫がふたたび、きのこ狩りに行ってきた。
今回は、シモフリシメジとムキタケを収穫し、楽しそうに帰ってきた。
シモフリシメジは、きのこ狩りの達人でもなかなかゲットできないお宝だそうだ。
「香り松茸味シメジ」のシメジは、このシモフリシメジのことだという。
葱と炒めて酒と醤油で薄味に仕上げ、口にした途端、ふたりともが歓声を上げる美味しさだった。
晩秋にとれるというムキタケは、びっくりするほど大漁。まだまだあったという。
表皮のしたがゼラチン質になっていて、皮を剥いて食べることから「剥きタケ」と名がついたらしく、つるんとした食感。そこから「フカヒレ」を連想するため別名「山のフカヒレ」と呼ばれるという。ほかにもつるんと喉を通ってしまい喉をやけどすることから「ノドヤケド」「ノドヤキ」ともいうそうだ。
鍋にしようと思っていたけれど、こちらはしっかり塩水につけ(最低1時間)、虫出しの下処理が必要とのこと。鍋は見送り、下処理が終わるのを待ち、卵とじにした。
たしかに喉にやけどをする人がいそうなくらい、つるんとした喉ごし。やけどをしないくらいに冷まそうと、ふうふう言いながらつるつるといただいた。
残りは、何にしようかな。
鍋か、アヒージョか。
今、冷蔵庫に大量に眠っている。
シモフリシメジです。なかなか見つからないそうですよ。
葱と炒めて酒と醤油で薄味に仕上げました。これは美味い!
ムキタケです。ほんとにいっぱい。大漁でした。
葱とムキタケの卵とじにしました。
つるんとした食感がたまりません。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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