ゴールデンウィーク、夫がベーコンをスモークした。

久しぶりに、家のなかにスモークの匂いが漂う。

ウッドデッキでスモークしたあと、家のなかでいちばん涼しい玄関で乾燥させる。キッチンや玄関にも匂いがする。それはなかなかいい匂いで、外国の絵本に出てくるキッチンからは、こういう匂いがしたのだろうかと想像したりする。

「夕飯は、ベーコンにする？」

夫に訊くと、

「ベーコンが夕飯は、ないでしょ」

という返事。

スライスしたベーコンのほか、ベーコン入りスペイン風オムレツを焼き、手に入れた新鮮なレタスでベーコン入りコンソメスープを煮ることにした。

そのまま口にしたベーコンのスモークの香りは絶品だったが、コンソメスープが期待以上の美味しさだった。

レタスがあったから「スモークベーコンとレタスのコンソメスープ」になった、というだけなのだが、「ベーコン」「レタス」「スープ」の3ワードで検索して、出てきたレシピ3つが酷似していた。

これは、けっこう珍しい。

①食べやすく切ったベーコンとスライスした玉葱をオリーブオイルで炒める。

②コンソメスープを加えて、5分ほど煮る。

③灰汁をとる。

④レタスを加えて一煮立ちさせ、塩胡椒で味を調える。

こうも同じなら、きっと美味しいに違いない。

その期待は、現実のものとなった。

そのうえ、スモークが香り立つ。

まだ、朝夕温かいものが恋しくなる明野の気候に、温もり優しいレタスのスープは、リピートしたい逸品となった。

今回は、豚の肩ロースのベーコンです。

薄く切るのが難しく、途中で夫に交替してもらいました。

赤いけど、20分茹でてからスモークしているので安心です。

スペイン風オムレツ。スモーク臭がいい感じ。

レタスとベーコンのコンソメスープ。

朝ご飯も、トースト＆同じ残り物メニューでした。

トーストには、エクストラバージンオリーブオイルをかけて。