久しぶりに雑穀米を入れてご飯を炊いたので、残りご飯に塩をしておむすびにした。
少しだけ塩を振り、ひとつずつ冷凍しておけば、忙しい日のひとりランチに重宝する。
白いご飯でもたまに作ってはいるのだが、黒米など8種類の雑穀が入った赤いご飯にするとテンションも上がる。
おむすびひとつで9品目摂れるというのもあり、身体にいいことしているような気持ちになるし、やはり色がいいのだろう。食欲も増し、楽しくもある。
前の晩に雑穀も一緒に研いだ米と水に漬けておけば、食べやすいうえに、もっちりとした食感にもなる。なくなるたびに、炊いては握ろうと思った。
さて。若い友人に聞いたのだが、ダイエットには温かいおむすびより、冷たいおむすびの方が効果的なのだという。その理由は、冷たい方が消化しにくく吸収が少ないからだそうだ。
ダイエット中の女性の間では、会社などで朝わざわざ冷蔵庫に入れておき、冷たいご飯を食べるのも常識化しているらしい。
「えーっ、あったかい方が絶対美味しいよね」
「ですよね~」
などと言い合ったけれど、同じ量食べて痩せられるのなら注目されるのもわかる気がする。
手軽だし、ストレスなくダイエットできるからリバウンドも少ないという。噛む回数も冷ご飯の方が増えるから顎のストレッチになり、顔瘦せ効果もあるとか。
冷ご飯ダイエット。まあ、これからの夏にはいいかも。
そう思いつつも、毎朝食べる炊き立てのご飯の魅力に勝るとは思えずにいる。
ある日の朝ご飯。雑穀には黒米、もち大麦、赤たかきび、赤米、米粒麦、キヌア、焙煎大豆、黒ごまの8種類が入っています。
おむすびが4つできました。
ひとつずつラップして、冷めたら冷凍庫へ。
忙しいひとりランチに、チンするだけで便利です。
お味噌汁やナムルを添えれば、栄養満点。
おむすびがなくなったので、ふたたび炊きました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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