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はりねずみが眠るとき

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利尻島一周

信州松本空港からチャーター便で稚内空港へと飛ぶ【利尻島・礼文島・宗谷岬 4日間】ツアー。ウィズコロナムードが高まっていた頃に予約したのだが、まさかの第7波。けれど、離島へのツアーだということもあり、予定通り決行された。

夫婦共に、添乗員さんが案内してくれるツアー旅行に参加するのは初めてだ。

 

1日目は、飛行機&フェリーで利尻島へ渡った。昼過ぎに松本空港を出発して、利尻島に夕刻着。すごい。チャーター便のツアーじゃなければ、どんな手を使っても島に渡るまでに丸々1日はかかるだろう。

この日はホテルの夕食のみで、移動の疲れを温泉で癒やした。

利尻島観光は、2日目から。といっても、半日だけ。利尻島に長く滞在するのは、利尻富士登山を目的にする人が多いらしい。「利尻」の名の由来は、アイヌ語のリイ(高い)シリ(山)だそうだ。

朝8時半、ガイドさんつきのバスで、利尻島一周へとレッツゴー!

「姫沼」→「オタトマリ沼」→「仙法志御崎海岸」→「沓形(ランチ)」→そして、午後には礼文島へ渡る。

 

「曇ってるね」

「雨はやんだかな」

そんな天候でも、ツアーは元気に時間通り出発だ。

「個人旅行なら、曇りだからちょっとのんびり珈琲タイムでもしてから出ようかって話になりそうな天気だよね」

「有無を言わせず時間通りに動くっていうのもまた、いいよね」

そして20数名のツアー客全員が、雲に覆われ姿を現さない利尻富士をうらめしく思っている感じを共有しているのもまた、おもしろかった。

「明日は、晴れるかな?」

「予報は晴れでも、利尻富士が見えるかどうか」

利尻富士は、礼文島からもよく見える場所にそびえている。そんな期待を少しだけ胸に、半日観光を終え、礼文島へと渡った。

利尻島の「姫沼」から観光がスタートしました。かつてヒメマスの養殖をしていた沼だとか。

しっとりと曇っていました。風もなく、穏やかな湖面。

紫陽花に似た花を3種類、教えてもらいました。これは、ノリウツギ。

こちらは、イワガラミ。

ツルアジサイ。

大きな松に絡みつくように蔓を伸ばすツルアジサイには、圧倒されました。

クルマユリ。

オオウバユリ。

ヨツバヒヨドリ。(たぶん)

利尻富士を望む絶景ポイント、のはずだった「オタトマリ沼」です。オタ(砂)トマリ(入り江)。

利尻昆布が名産の「仙法志御崎海岸」。

ここには、ゴマフアザラシのマサムネがいます。

観光客がマサムネに餌を投げても、カモメや海猫に盗られていました。土地の人は、カモメと海猫の両方を「ごめ」と呼んでいるそうです。ごめ、強し。

利尻島ラストは、うに丼ランチ。家族ごとにビニールで囲いがしてありましたが、堪能しました。

さよなら、利尻島。あっという間でした。ペシ岬。ペシは「崖」のアイヌ語です。

そして、こんにちは。礼文島。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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