山椒の葉が、すでに「木の芽」と呼ぶ季節は過ぎたとばかりに大きく育ち、わさわさと生い茂っている。
ちょうど浜松のうなぎをいただいて、木の芽の茎をとり葉だけを添えて楽しんでいて、ふと気づいた。
毎年、6月初めの夫の誕生日に義母から穴子が送られてくる。その穴子にこうしてちょっと育ちすぎた木の芽を添えて楽しむのが常だった。
やはり今年は、半月ほど早く季節が巡っているのである。
頭のなかに花暦が入っている人もいると聞くが、今年は、その暦も用をなさないのではないか。
桜もスズランも、半月早く咲いたのだ。
かといって、このまま来年まで半月早くやってくるわけではなかろう。どこでどうやって従来の暦に追いつくのか。
暦といえば、友人のiPhoneカレンダーは、7月の祝日が「海の日」が19日から22日へと知らないうちに変わっていたという。新しく更新されたカレンダーでは、23日が「スポーツの日」となり22日から4連休。オリンピックイヤーならではの仕様に変更されている。
わたしのandroidのカレンダーは変わっていなかったけれど、スマホをスワイプしながら何もかもが不安定すぎることに、目のまえがくらくらした。
これじゃ、土の上を裸足で歩いたところで、地に足がつく日はたぶん見えてはこないだろう。
緑色も濃くなって、見た目はただの葉っぱっぽいです。
いただいた浜松のうなぎの白焼き。山葵醤油&木の芽がいちばん好みでしたが、なにをつけて食べますか?
うなぎは3尾いただいたので、塩胡椒して唐揚げにしました。山椒粉と木の芽で。
柚子胡椒も合います。唐揚げをタレに漬けても美味しいです。
アサリのにんにくバター酒蒸しとともに、ワインの夕餉。
牛肉と牛蒡の柳川風にも、木の芽が活躍しました。
私もAndroidですが、カレンダーは既に変わっていました。
いつ変わったのかわからないけれど・・・
山椒の枝、わさわさと茂っていますね~
さえさんのお宅は、色んな木があって、ほんと羨ましいです。
山椒の葉で作った木の芽味噌が、とても美味しかったので、山椒の枝を買おうかと悩むほどです。
どちらにせよ、また来年かな。
うなぎの白焼は、山葵醤油しか思いつかなかったけれど、きっと柚子胡椒も合うでしょうね。
こんばんは。
浜松のうなぎ美味しそうですね。
揚げていただくのもいいですね。
お酒が進んでしまいそうです。
山椒、今年は早かったですね。
我が家でも木の芽の頃と筍の時期がちょうど合いました。(ことしは)
いつもなら木の芽が出る頃まだタケノコがないのです。
今日の秋田は29度ありました。
異常だと思います、これでは花暦もめちゃくちゃです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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