春は、ぎっくり腰の季節だそうだ。
「春腰痛」という名までついているという。
春、暖かくなると心も開放的になり、動きたくなる。動けるような気もする。ところが、身体はまだ冬の寒さで固まっている。その固まった身体で、急に動こうとするとギクッといくという仕組みだ。
わかりやすい。
歳を重ねると、気持ちと身体の動きに釣り合いがとれなくなることは、日々経験している。気持ちのままに動いてはいけない。危険だ。
わかっている。
ああ、それなのにやってしまった。
何年ぶりかのぎっくり腰は、けっこう重症だった。きっかけも何もないけれど、多分、内転筋の肉離れをかばいながら過ごしたここ数週間がよくなかったのだろう。
今週は、地域の人たちの味噌造りに初めて参加させてもらうはずだった。残念ながら欠席した。味噌に麹を混ぜる作業は、健康体でも腰が痛くなるらしい。
夫ひとりで、行ってもらった。悔しい。
昨年いただいた味噌は、毎日美味しくいただいている。
今はただ、安静にごろごろしつつ、カレンダーを早送りして来年の味噌造りに思いを馳せている。
夫がひとり参加して、造った味噌10㎏。今使っている去年の味噌より、白っぽい。
そこに、5㎏の塩で重石をします。あとは寝かせるだけ。
毎朝のお味噌汁に。
夏はもろきゅう。冬場も厚揚げをこんがり焼いて、葱味噌で食べたりしています。これ、味噌の味で美味しさがまったく変わるシンプル料理なんです。
さえさん、腰を痛めてしまいましたか。
あの痛さはね、何せ体の真ん中が痛いとなると辛いですよね。
私も何度か腰を痛めて、それも春です、病院に行くのですが『ぎっくり腰まで行っていないよ』と言われます。
こんなに痛いのにぎっくり腰の手前なの?というと笑われます。
最近では微妙な気配があるので体操して防いでいます。
テレビで見た反るだけ体操です。(確か松平先の考案の体操でした)
少し良くなったらやってみてください。
身体の一部をかばうと変なところに力が入って2次災害が起きますよね。
どうぞお大事に。
私も味噌を作ろうと考えています。
初めてなので大豆1.5キロでスタート。
麹を2キロ入れるのでそれを買ってくればできそうです。
寒中に作るつもりが雪かきで身体を痛めて延期しています。
雪かきの後遺症はいつの間にか完治しました。
でも一か月たっぷりかかりました。
さえさんも焦らずに養生してね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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