庭の栗が、落ち始めた。
木に生っているのはまだ青い毬栗ばかりだが、落ちた栗が立派に色づいていたので、1合分だけ栗ご飯を炊いてみた。
まだ甘みは薄かったが、口のなかでほろっと崩れるほっくりした感覚に、秋を感じる。
もうすぐ収穫される新米の季節に、毎年申し合わせたように美味しくなるから不思議だ。
「これは、丹波栗ですか?」
大粒の栗を見た人に訊かれたが、栗の品種まではわからない。
植木屋さんで「栗」とかかれた木を植えただけだ。
それでも何かわかるかもしれないと調べてみると、「丹波栗」という名は品種ではないという。丹波地方で採れる大粒の栗のブランド名だそうだ。
平安時代から栽培し、朝廷や幕府に献上されていたというから、ブランド栗のなかでも名が売れていて当然だろう。
丹波栗の品種は「銀寄」や「筑波」が多いらしい。
日本の栗の2/3はこの2種類だというから、我が家の栗もどちらかなのかもしれない。
品種は定かではないけれど、大粒で甘くほっくりしていて美味しい。それでじゅうぶんだ。
まだほとんどが、青い毬栗です。
それでも、落ちていたのは大粒の立派な栗でした。
1合のお米に、7粒入れて炊きました。
甘みは少なめでも、ホクホクした味わいを楽しみました。
お味噌汁は、乾燥なめことワカメと厚揚げ。
町内にできたきのこ屋さんで販売しているものです。
南瓜の煮物は、感激アミーゴと一緒にいただいたもの。栗ときのこと南瓜。朝から秋を満喫しました。
栗ご飯、秋ですね~
栗のお菓子は大好きだけど、生の栗はなかなか手に入りません。
産直にいけば買えるかもしれないです。
だから家に栗の木があるって、羨ましいです~
ちゃんと栗を剥く道具もあるんですね。
主人の赴任先が、丹波と呼ばれる所で、栗とか黒枝豆とか美味しい所です。
栗の専門店、足立音衛門っていうお店の本店があって、そこの栗のお菓子がやっぱり美味しいです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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