ひと月前にベトナムへ行って以来、じつは調子が悪かった。

といってもたいしたことじゃない。旅行に行くとたいてい便秘し、その後も腸の具合が不調になることが多い。

元気そうに見えてもしっかり歳を重ねているわけで、体力だけではなく内臓だって衰えてきて当然だ。

昨今「腸活」というワードが目立つ本がたくさん出版されているという。腸の調子を整える、腸を健康にする大切さが注目されているらしい。

本は買わなかったけれど、「腸活」で検索してみた。

1、体内時計を整える

朝・昼・晩、1日3食なるべく決まった時間に食事をとる。

2、水分をたっぷり摂る

朝、起きてすぐに水を飲むと腸の働きが活発になる。

3、発酵食品を毎日食べる

ヨーグルト、ぬか漬け、納豆、キムチ、味噌、チーズなど。

4、ヨガやマッサージをする

腹部を刺激、腰回りをほぐす、腰をひねるなど。

どれもそれひとつで簡単に腸活できるというわけではなく、すべて意識して続けていくのが大切だそうだ。

そのほかに、「オリーブオイルをスプーン2杯飲む」というのもけっこうスタンダードらしい。亜麻仁油の場合はスプーン1杯でいいとか。

水も飲んでいるし、ヨーグルトも毎日食べている。毎日ヨガに腸活ヨガをちょっと追加し、オリーブオイルをヨーグルトにかけていただくことにした。

それだけのことだが、2週間ほど続けてみたら、快腸だ。

心なしか肌もしっとりしてきたように思う。

オリーブオイルを余分に摂取して、太っちゃうかな？　というのが心配だが、今のところ体重に変動はない。

あらためて、意識することの大切さを知った。

こんなに簡単なことなら、続けてみようと思っている。

ちょっと大き目のスプーンに1杯、オリーブオイルをかけています。

これがなかなかに美味しいんです。

いただきもののイタリアのエクストラバージンオリーブオイル。

まるでポルトガルのアズレージョみたい。

すっかりひとりご飯の定番になった「石田ゆり子の納豆オムレツ」も、オリーブオイルで焼いています。柚子ポンとオリーブオイルって、けっこう合うんですよ。これも定番になった「しっとり豚茗荷」が、この組み合わせなんです。