ひと月の旅で、ずいぶんスペインバルメニューがわかるようになったが、Google翻訳でも全くわからないメニューもある。
そのひとつが「rejos(レホス)」だった。
翻訳アプリでもカタカナで「レホス」と出てくるから、どうしようもない。
Google検索しても、勝手にRをLに替えて「lejos」で検索し「遠い」とスペイン語に翻訳したりする。
夫の”mejor amigo(メホールアミーゴ)”と初めてそのバルに飲みに行ったとき、隣のテーブルの男性達が食べていたいかゲソの唐揚げがとてもおいしそうで、次回ぜひ食べたいと思いつつもメニューに見当たらない。
そのまま帰国する日を迎えようとしていたが、写真展の搬出が終わった日、今夜はいかゲソを食べるぞと意を決して出かけたのだった。
メニューに見当たらないそれを、どうやって頼むのか。
結局「いかの足」と翻訳アプリで出てきた通り伝えたが、なかなか伝わらない。
若いスタッフと、「Patas de calamar(いかの足)」「Calamares Andalucía(いかのアンダルシア風)?」「No 」などとやっていると、店主が出てきて
「ああ、いかの足なら、rejosだよ」と、うなずいた。
果たして、揚げたての湯気が上がった「いかゲソの唐揚げ」が、ぶじテーブルに運ばれてきたのだった。
わからないなら、わかるまで訊いてみる。コミニュケーションをとりあうことは、言葉がわからない人とのあいだでも大切なのだ。

「cafeteria Oasis」の「rejos(レホス)」。おいしかった。

「cafeteria Oasis」外観。前回はテラスでビールを飲みましたが、暑すぎてなかに入りました。

ビールを頼むと、やっぱりタパスはついてきます。

カウンター上の黒板に、メニューがかいてあります。洒落ていますね。

上から4番目が「rejos(レホス)」。その2つ下の「sepia a la plancha(セピア ア ラ プランチャ)」も別に日に食べました。

にんにく風味のいかのグリルでした。これ、大好き。

メニュー、まだまだわからないものがいっぱいですが、左上の「Racións(ラシオン)」がスタンダードなバルメニューで、そこだけは半分以上わかるようになりました。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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