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映画『箱入り息子の恋』

映画『箱入り息子の恋』は、2013年に公開された星野源初主演作だ。

真剣だからこそぶざまで、滑稽だからこそ心に刺さる。”35歳童貞男”が突っ走るたった一度の恋の行方ははたして--。

これが、キャッチコピー。

〈story〉

市役所に勤める内気で愛想がなく結婚する気配のない息子、健太郎を心配した両親は、親同士が婚活する代理見合いに参加した。そこで裕福そうな今井家のひとり娘、奈穂子との正式な見合いの席をゲットする。その席で、奈穂子が盲目であることを知らされるが、健太郎は奈穂子に魅かれていく。しかし、奈穂子の父親は、健太郎を野心のないつまらない男と切り捨てるのだった。

〈cast〉

天雫健太郎【星野源】まじめが取り柄の市役所勤め、彼女いない歴=年齢(35歳)、カエルが友達。

今井奈穂子【夏帆】子どもの頃に病気で視力を失った26歳の箱入り娘。趣味はピアノ。

天雫家父【平泉成】母【森山良子】結婚する気配のない息子を心配し、代理見合いに参加。

今井家父【大杉漣】母【黒木瞳】娘を託すにふさわしい男を探し、代理見合いに参加。

僕には障害はありませんが、欠点なら山ほどあります。

見合いの席で、奈穂子の父親に、障害者とかかわったことのないきみには奈穂子を任せられないと言われ、健太郎が返した言葉だ。

たしかにそうだなあと、共感した。

わたしにも障害はないけれど、欠点なら山ほどある。障害と欠けた部分とは、もしかしたら似通っているのかもしれない。

 

しかし、大杉漣扮する奈穂子の父親は、どうしてもこんな男に娘は任せられないと会うことを禁じてしまう。それでも、ふたりの魅かれ合う気持ちは止まらないのだった。

星野源のユーモアたっぷりの演技に笑い、夏帆の透明感あふれる演技にすがすがしい気持ちになった。ラブコメは、こうでなくちゃという作品。

初デート。奈穂子のリクエストでいつも健太郎がお昼を食べている吉牛へ。

吉牛で奈穂子が左利きだと知り、肘と肘がぶつからないようにと健太郎をが反対側の席に移動するのが印象的でした。

COMMENT

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  1. ぱす より:

    おはようございます。
    見ました、見ました!この映画。とても良かったですよね。
    おそらく、2回見た覚えがあります。(レンタル)
    星野源は、こういう役をやらせたらもう右に出る人はいないぐらいですね。
    逃げ恥のヒラマサさんとも重なりました。

    映画「罪の声」を見たいなあと思うんですが、また違った星野源でしょうね。

  2. さえ より:

    >ぱすさん
    おはようございます♩
    ぱすさん、好きだろうな~って思っていました。
    笑って泣けて、王道のラブコメですね。
    星野源も夏帆もよかったし、大杉漣のお芝居もなつかしかったです。
    『罪の声』は、今日公開なんですね。
    まだ映画館には行ってなくて、見たい映画はあるんだけどなあ。
    星野源、いろんな顔ができますものね。『MIU404』も楽しかっだです。

  3. hanamomo より:

    何年か前にアマゾンで見ました。
    爽やかないいラブコメでしたね。

    あ~こんな人(星野)いるいると思いながら見ました。
    吉牛でのシーン覚えています。
    あのせわしなさが星野さんの魅力ですね~。
    大杉漣さんも亡くなってしまいましたね。
    ポスト大杉漣さんがいないのです。
    『花咲舞が黙ってない』にも杏ちゃんのお父さん役で出演されていました。
    あのドラマ母と一緒に見ていました。

  4. さえ より:

    >hanamomoさん
    ほんと、さわやかなラブコメですね~
    たしかに、こういう人、けっこういそうですね。結婚しない若者も増えているみたいだし。うちの息子もそうですが。
    大杉漣さんが亡くなったときには急で驚きましたね。
    わたしも『花咲舞が黙っていない』楽しみに観ていました。いい役者さんでしたよね。
    お母さまと一緒にドラマ、観ているんですね。
    わたしは、夫と一緒か、ひとりのんびり観ることも多いです。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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