今年も、”うめフェス”の告知記事をかいた。
去年立ち上げたイベントだから、今年は第2回。
縄文時代の遺跡「梅之木遺跡公園」で、10月26日(土)に開催予定だ。
そんなこともあり、久しぶりに「梅之木遺跡公園」を訪ねた。
5つの竪穴式住居が並ぶ環状集落周辺は、草刈りもしてあり、祭りの準備が着々と進んでいるのがわかる。
今年の”うめフェス”は、遺跡駐車場ではなく、縄文人達が暮らしていたその場所に様々なマルシェが並び、アンデスの音楽フォルクローレやベリーダンスのステージが幕を開ける。
今回初めて知ったのは、ここ梅之木遺跡で人々が暮らしていた約5000年前、地球は温暖な時期だったと推測されていること。
約10万年周期で気温の変化があったと考えられていて、縄文時代中期には寒さよりも暑さの方が厳しく、標高の高い梅之木遺跡は避暑の意味もあり集落ができたとの説があるという。
これまでなんとなく、厳しい寒さに耐え暮らしているイメージを持っていたのだが、ちょっとホッとした。5000年後の世界に生きるわたしがホッとしても、しょうがないのだけれど。
彼らが暮らした集落の中心広場で、フォルクローレが流れる。
素朴な音色の笛や弦楽器で奏でるアンデス地方の異国情緒あふれる音楽フォルクローレは、ダンスと併せて演奏されることが多いそうだ。
縄文時代の人々も、歌って踊っていたのだろうか。
暖かな気候のなか、山々を見渡せる梅之木で、開放感いっぱいに笑いながら歌いながら踊っている彼らの姿を、思い浮かべた。
きのうの梅之木遺跡と八ヶ岳連峰。
南アルプス連峰も、間近に望めます。
鳳凰三山。
甲斐駒ヶ岳。
遠く、北アルプスも見えていました。
ドローンで撮影した環状集落。ここにマルシェが並び、縄文ステージが開催されます。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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