ようやく八ヶ岳と南アルプス連峰に、目視できる雪が積もった21日。甲府気象台が「甲斐駒ヶ岳初冠雪」のニュースを発表した。
平年より22日遅く、去年より8日遅い観測だという。
じつは富士山の観測史上130年でもっとも遅い初冠雪の記事をかいたときに、南アルプス連峰と八ヶ岳の初冠雪も調べたのだが、出てこなかった。
八ヶ岳は、富士山と同じ日に冠雪したとかいてある個人のサイトはあったが、正式発表ではないので記載しなかった。
今回、甲斐駒ヶ岳初冠雪は、富士山と同じく甲府気象台が発表することがわかった。八ヶ岳は長野県との県境にあるが、長野気象台も志賀高原の東方連山の初冠雪しか発表していない。どこかの気象台が正式に観測する山ではないということかもしれない。
この仕事をしているがゆえ調べ、知ることのできる知識である。
季節は、二十四節気の小雪の候となった。去年かいた記事では、八ヶ岳も富士山もすっかり白かった。
しかし去年も、10月に富士山に積もった雪が11月に解けるというこれまでにない観測をしている。異常気象に身体が馴染めなかったり、心配にもなるが、秋を通り越して冬本番がやって来たようだ。
定点観測地点から望む、南アルプス連峰。
鳳凰三山も甲斐駒も冠雪していました。
アップにした鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクが尖っています。
アサヨ峰も甲斐駒も、うっすら雪化粧していますね。
八ヶ岳も雪。
雄々しい姿です。
八ヶ岳が、空へ放ったような雲が広がっていました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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