隣りの森に咲いている、小さな小さな花を見つけた。
ウメガサソウだ。
5枚の丸い花びらを持つ梅に似た白い花で、下向きに咲く様子が笠のようにも見えることから「梅笠草」と名づけられたという。花全体で直径1センチほどの、ほんとうに小さな花だ。
そんな小さな花なのに、パッと目についた。
山吹を移植しようと穴を掘っていた場所で見つけ、夫に言うと、すでに気づいていた。
周囲の植物と違う、凛としたたたずまいもあるが、存在感、あるいはオーラみたいなものを発しているのだ。
乾いた針葉樹に生息する、ツツジ科の「常緑草状小低木」という「樹木」なのだとか。大きくはならないタイプの木があったのかと驚いた。
ウメガサソウは森や林の開発により少なくなり、絶滅危惧種に指定している県もあるとか。
足もとに見下すと、ガリバーになった気分だ。
いつか踏みつぶしてしまいそうなほど小人さんたち。できる限り見守っていこう。
クリスマスローズにも、少し雰囲気が似ていますね。
花の芯がピンク色なのも、梅の名がついた所以だとか。
笹の葉を置いて、大きさがわかるように撮ってみました。
こちらはまだ、蕾です。蕾がのっぺらぼうのようで、これも不思議。
こんばんは。
なんと不思議な形のはなのでしょう。
ちいさなグリーンピースのような花芯がまた可愛い。
山野草の花は小さいものが多いですね。
花は清楚ですが茎が赤くてカラフルですね。
今日は梅雨のような一日でした。
本を読んだり、ラジオを聴いたりいちにちゴロゴロしていました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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